Quantcast
Channel: tempo's blog
Viewing all 307 articles
Browse latest View live

Jazz PerspectiveとUK Jazz

$
0
0

Jazz Perspective買われましたか?今回も次元の違う凄さですねぇ、、、色々と思うところはありますが、読み物としては相変わらずクオリティが高かった、この勢いで次回も期待したい(次は何処の国でしょうかね?独逸あたりですか?)。
jp.jpg
管理人はコレクターでもないし普通のさらりーまんですが、いろんなものを我慢すれば少しくらいは何とかなる、、、ということで今回はBritish Jazz特集に因んでUK盤を少しだけ、、、

UKと言えばTubbsもいるがやはりこの人。
dr1.jpgdr2.jpg
まさかのCD化で気軽に聴けるようになったのは嬉しい限り、『Dusk Fire』の方が名盤として紹介される機会は多いと思うが個人的にはコチラの方が数段好きである、このジャケットで内容が悪いはずが無い、UKには欧州ジャズの金字塔と言われているアルバムがいくつかあるが、それらの中でもある種独特の雰囲気を持った作品で、このレコードの存在自体が究極の欧州ジャズと言っても過言ではないくらい素晴らしいと断言したい。RendellのColumbia盤5作品は後半ちょっとフリー気味でつらい気もするが(好みの問題か?)特に前半の2枚は欧州ジャズファンなら絶対に所有しておきたいアルバムだと思う。

英国人ではないけれどUK盤ということで、、、
hm1.jpghm2.jpg
オーネットのリズムセクションをバックに朗々と歌い上げる傑作、紹介される機会が無いのであまり知れ渡っていないと思うが今回のJazz Perspectiveに掲載されたので少しは認知度も上がるのではないだろうか?マクネアは他にもHipstar入りのアルバムが有名で内容も良いがよく見るオレンジ・レーベルはセカンドなので注意が必要(管理人も騙された)。Islandは他にもアーネスト・ラングリンなど何枚か良いアルバムがあって探しているがなかなか出てこない。マクネアの他の作品では数曲歌入りのUS盤を探しているのだが、そのレコード、一時期ヤフオクに出ていたが、いつまでたっても誰も入札しないので『いつでも買えるな』と思っていたらいつの間にか消えていた、、、

ピアノはこの人。
cb1.jpgcb2.jpg
コレはちょっと前にユニオンの買い取りリストにあがっていたのでそれなりに知られているかもしれないが、実際に聴いたことがある人はほとんどいないのではないだろうか、まぁ私家盤なのでプレス枚数も相当少なかったんだろうと推測されるので仕方が無いが、、、Batesはオフィシャルでは唯一のリーダー作がアナログでも再発したのは記憶に新しいが、そのオリジナル盤も昔は引く手あまただったが最近は全く人気が無いようでいつも売れ残っている気がする、かなり良い内容のピアノトリオなんですけどね、私なら持ってなかったら即買いますね。

続いてボーカル。
mm1.jpgmm2.jpg
ロージーやJoan Reganについてはいろんなところでちょこちょこ取り上げられているのでその素晴らしさはある程度知られていると思うが、この人のことは殆ど紹介されていないと思う。正直滅多に出てきません、赤ロージーの10倍は難しいと思う。多くは語りませんが女性ボーカルを好きという人であればコレを持っていないのはちょっとね、、、と言っても差し支えないくらいの出来と言っておきましょう。他にも録音があるようだがコレ以外見たこと無いし詳細は不明。モニカくらい有名ならCD化できると思うが(実際にされたし)流石にここまでは無理か?

英国人ではないですがUK盤ということで、、、
ha1.jpgha2.jpg
亜米利加盤でも出ているので聴くだけなら比較的簡単(ジャケットはかなりしょぼいですが)。でも探したことがある人なら分ると思うがこのUK-Columbia盤は本当に出てこない、今まで見たのは買った時を含めて4回のみ。個人的には『ブーム・ジャッキー~』や『ブルー・ボギー』よりも好きである、内容抜群、音質抜群の超愛聴盤。レーベルを見ると分るが上記のミリセント・マーチンと同じレーベルである(モニカのSwedish Sensationも同じ)、このシリーズって全部聴いてみたいと思っているが一体何枚あるのだろうか?

↓GGGGGreat!!!


ビーチ・ボーイズの新作『That's Why God Made The Radio』が楽しみで仕方が無い

$
0
0

ビーチ・ボーイズの新作『That's Why God Made The Radio』が6月4日(アメリカでは6月5日)にリリースされる。
bb.jpg

~以下はプレスリリースの日本語訳より抜粋~
ポピュラー音楽史上もっとも伝説的なバンドのひとつ、ビーチ・ボーイズの創立メンバーがデビュー50周年を祝して再集結した。彼らはニュー・アルバム、大々的な世界ツアー、そして記念のカタログ・リリースを予定している。本日、ビーチ・ボーイズはキャピトル/EMIから6月4日(米6月5日)にリリースされる新作スタジオ・アルバム 『ゴッド・メイド・ザ・ラジオ〜神が創りしラジオ』(原題:That's Why God Made The Radio) の詳細を発表した。

~中略~
ビーチ・ボーイズとキャピトル/EMIは、バンドの全カタログを対象とした50周年記念のリリースについてもパートナーを結び、年内に新たなヒット・コレクションとキャリアを総括するボックス・セットをリリースする予定だ。

新作は勿論だが50周年記念のリリースも楽しみ。新作に関しては今のところ情報は無いがアナログは出るのだろうか?

↓もう楽しみで仕方が無い

PR: フレッツおでかけパック 選べる2つのパックで新登場

英国らしいジャズを聴いてみる

$
0
0

~英国のジャズその②、英国らしいなと思うアルバムを聴いてみる~
●Michael Garrick/Home Stretch Blues
mg1.jpgmg2.jpg
Garrickはやはりレンデル・クインテットでの演奏が良いと思うが、リーダー作も結構出していてどれもそれなりにクオリティは高いと思う。Argo盤はあと2枚欲しいのがあるが(オクトーバーとロータス)いつも跨いでいる、そろそろと思うが思った時には他に欲しいのが出ていたりするのでまた跨ぐといった感じである。結構頻繁に出るので買う気になれば直ぐに何とかなるのだが、、、で、『Home Stretch Blues』だが内容もさることながらジャケットはコレが一番格好良い。コレも含めArgo盤は殆どCD化されていたはず。例の10inchは最近見なくなった(最近ちょっと欲しくなっているが出ないので出た時にどう思うかは分からないけど)。
↓レンデルもちゃんと映ってます


●Mike Taylor/Trio
mt1.jpgmt2.jpg
一言で言って暗い(暗い=悪いではありません、念のため)。英国のMusicianにしか出せない音のような気もするのである意味独自性はあるが、聴いていて楽しいとは思わない。思索的というか小難しくちょっと修行が必要なジャズとでもいおうか。これ数年前は中古市場で(局地的に)大人気で管理人が知っている限りでは最高14万円にまで出世していた。もう1枚のColumbia盤はこれよりさらに聴き難い印象で個人的には不要。恐るべきことに2枚ともCD化されている。
↓テーマに入るまでが兎に角暗い印象


●John Taylor/Pause And Think Again
jt1.jpgjt2.jpg
UK Jazzの中でも特に好きな1枚、もう何回も紹介しているしCD化もされているので説明は不要か。典型的な英国のジャズ(ってどんなのかはJazz Perspectiveの星野秋男氏のコーナーを読んでください)と言ってしまって良いのか分らないが、フリーでもないし、モダンでもないし、ジャズロックでもないし、、、とにかく色々な要素がちりばめられていてなお且つ演奏技術も高度、で曲も良いときたらもう無敵である。トマトとバイクのジャケットもシュールで良い。
↓何から何まで最高の演奏であると断言してしまおう


●Kenny Wheeler/Windmill Tilter
kenny1.jpgkenny2.jpg
有名なアルバム、確か去年CD化されたと思う。Kenny Wheelerは録音も結構あって(この人についてはあまり詳しくないです、上記john taylorのアルバムには参加していて凄い演奏を聴かせてくれている)熱狂的なファンもいるようだがリーダー作で他にどれを聴いて良いのかよくわからない、ECMにキース参加の『ヌーハイ』(でしたっけ?)というアルバムがあって有名なはずだがECMなので聴く気にならない。多分一生聴かないと思う。
↓なかなか重厚な演奏だ


●Joe Harriott/Movement
jh1.jpgjh2.jpg
流石にコレの映像は無かった、が60年代後半の貴重な映像を発見、この頃にはもうあっちの世界に行っていたと思うがこの映像はまともな演奏である。このアルバムは今回のJazz Perspectiveでも紹介されているが、見た目&曲名からちょっと危ない感じはするが、基本はBluesで結構ギリギリな曲もあるにはあるが好きな人には堪らない内容だと思う。レンデルの2枚より遥かにレアだが単に売れなかっただけとも思われる。今回掲載した5枚の中ではコレだけが未CD化。
↓何であっちの世界に行ってしまったんでしょうか?

Disk Unionの廃盤セール

$
0
0

最近、ユニオンの廃盤セールでは事前に出品商品がBlogにUPされているが(前日にはレコードの状態も掲載される)、当然みなさんその情報は確実にチェックしていて、特に東京近郊在住のファンであれば、探しているレコードが掲載されていれば朝早くから該当のお店に並んでいる、筈である。同時に複数店でセールがあるため何処に並ぶかも非常に重要。
管理人も東京在住時に何度も並んだことがあるが、オリジナル盤セールで整理券の番号が一番若かったのは確か7番だった(当時は早起きして頑張っているなと思っていたが毎回甘かったということか、日本盤セールで1度1番になったことがあるがそもそも日本盤セールに並ぶ人なんて当時からほとんどおらず、客自体開店してもパラパラしか来なかったんで並ぶ意味が全く無かった)。

セールの凄さに関してはラズウェル氏の漫画の一説を読めばその全貌は手に取るように分かるが、もうこれは一言で言うとホントにカオスである。人間の嫌な面が見えて見えて何度か経験するともう2度と行きたくなくなること間違いなし、管理人もいつの日か『どうしてたかがレコード買うだけなのにここまでしないといけないんだろう?』、『しかも気になっている盤は目にすることさえ出来ない始末でホントにあったのかさえもわからないじゃぁありませんか』、『何であなたは買いもしないレコードを何枚何十枚も脇に抱えているんですか?』、『おまえさんホントにそれ全部買うのかい、全部買うと100万超えるよ、よよよい』、『結局1番欲しいの1回も買えてねぇぢゃねぇか』といった疑問?がふつふつとわいてきてからは全く行かなくなった(それまでさんざん同じように漁っていたくせに)。でも、それが廃盤セール。

で、コレは数年前のThis Is 廃盤セール当日に奇跡的に入手できた1枚。
eero1.jpgeero2.jpg
まさかの再発で誰でも聴けるようになったがオリジナル盤はスーパー・レア、当時は専門店で10万していたがユニオン渋谷のセールに行ったところ(確か午前中新宿に行って惨敗した後、午後に渋谷に行った)何故か状態綺麗にもかかわらず売れ残っていた、3万円也。

↓タイトルどおりSo Nice!である


で、今はというと、地方在住なのでセールには行けないため通販で注文はしているのだが、、、

以前、通販に関してはセールの翌日以降の注文受付であったが、現在は開店後すぐに受け付けはしてくれる。でもこれはあくまで受け付けると言うだけで、実際に人気商品を購入するのは相当困難である。

それは何故か、、、

セールに行ったことがある人は分ると思うがこの手のセールでは、買う買わないは後の話でまずは少しでも気になった盤はとりあえず手に取って確保するのが当たり前(上記記載のとおり)。予算不足、状態が合わない、値段が合わない、等など、、、の理由でえさ箱に戻されるものもあると思うが、大抵の場合戻された瞬間に次の人の手に渡っている。次の人も気に入らなければ一瞬、またえさ箱に戻るが直ぐに次の人の手に、、、これが何回か繰り返されると余程状態が悪いとか、法外に高いなどの理由が無い限り誰かが買ってしまう筈(皆さん何がえさ箱に返されるかちゃんと見てます、私でさえ見てましたから)、特に最近のユニオンではリストの値段を見ている限り法外な値段で売られているといったことは無いし人気盤はたいてい直ぐに売れてしまうだろう。

で、管理人のような地方在住でお店に行けない人は、電話かメールで問い合わせをするしかないのだが、、、
今まで何十回も注文してみたがその時のセールで一番欲しかったレコード(結果的に売れ残ってはいるが高価過ぎて注文できない商品は別)が入手できたことはただの一度もない。そのすべてを最初に手にした人が買っている筈は無いと思うが、最初の人が買わなくても次から次へと違う人の手に渡ってしまうので、問い合わせをしても店員さんも確認できないんダろうと思われる。その証拠に問い合わせをしてもまずすぐに連絡はないし、酷い時には数時間後(翌日もあったな)にしか返事が来ないことも、、、
忙しいと思うので時間がかかるのは仕方ないがここで少し気になるのは、メールや電話で問い合わせをした商品はちゃんと中古レコードの担当者に伝わっていてちゃんと先着順で見てくれているのだろうか?客の手を離れてえさ箱に戻っている時間はホントに無いのか?ということである、こればかりは正直分らない。

毎回一番欲しいものは売り切れているので、2番目3番目、、、、4番目5番目6番目くらいに欲しいのを頼むのだが2番目3番目は残っている確率3割無いくらい、5番目6番目くらいになるとやや値段設定が高めだったり、状態が落ちたりするものが多いので流石に7~8割くらいは残っていて、こういうのばかり、要はその時点ではコレクターや(普通のファン)がさんざんパスしまくったあとの売れ残りと言っても過言ではないものばかり買ってしまうサイクルになっている。買わなきゃ良いだけと思うがもう何か買う気になっているので止められない、店からすれば良い客だ。

~長いので続く~

PR: 5月3日。自由が丘が、光WiFiの街になる。

$
0
0
日本の街を楽しく、元気にする「光Wi-Fiシティー計画」。自由が丘からスタート。

PR: 春に始める!新しいあなたの婚活

$
0
0
あなたのペースで婚活スタート☆簡単無料診断で理想のお相手のプロフをプレゼント中

Disk Unionの廃盤セール~続き~

$
0
0

~続き~

で、今回入手したレコード。
pim1.jpgpim2.jpg
内容はもう皆さんご存知の通り文句のつけようが無い極上のピアノトリオ、コレ日本盤も音質かなりよかったんでずっと日本盤で聴いていたが、『日本盤はもう聴かないよね』症候群に陥った時処分してしまっていて今回漸く入手、少し高かったし珍しくもなんともないので多分売れていないだろうと思い注文してみたが案の定売れていなかった、盤・ジャケットともとてもきれいでまるで日本盤みたい、、、

もう1枚はコレ。
vo1.jpgvo2.jpg
EPは止めているが値段が相場よりかなり安かったのでどうせ売り切れだと思い洒落で注文してみた、案の定売約済みだったが翌日キャンセルがあったとのメールが(キャンセルするなよと言いたいが)、、、もともと洒落で注文したので迷ったが、手を煩わせるだけで買わないのも何なので買うことにした。結論から言うと状態も良かったし何よりも素晴らしい内容だったので買って良かったんですが、、、でもEPはキリが無いので余程でないともう買わないと思う。

ちなみに今回のセールでホントに欲しかったのは下記だが全て即売れ。
①JACKIE PARIS/SKYLARK
②ETHEL ENNIS/SINGS LUALLABYS FOR LOVERS
③DUKE JORDAN/FLIGHT TO DENMARK
④BLUE MITCHELL/BLUE'S MOODS
⑤JUTTA HIPP/THE JUTTA HIPP QUINTET
⑥SONNY CRISS/GO MAN
⑦SONNY CRISS/PLAYS COLE PORTER
⑧JACKIE McLEAN/4,5 AND 6
この中で①②は開店直後に問い合わせてみたが予想通り駄目、③は特に珍しくは無いと思うがいつも即売れ、④も出たら必ず即売れ、⑤⑥⑦は今回値段も見れなかった、、、⑧も擦れありだったのでひょっとしたらと思っていたが同じく値段も見れず

ちなみに管理人が思う、いつでもどこでも即売れぢゃん、一体どうやったら買えるんですか?教えて、、、といったタイトルのベスト3はこちら(blue note以外で)。
①Dave Bailey/Bash
②Blue Mitchell/Blue's Moods
③Phil Woods/Warm Woods
相場が管理人が買える範囲と思われる3枚、なお且つあくまであこぎでない値段で出ている場合。

結論:田舎もんは欲しいレコードをまともな値段で買うのは無理、欲しけりゃ東京近郊に住んで朝早くから並んでカオスに身を投じるかオークションで気張るしかない

↓何度聴いても飽きない名盤


中古レコードを買っている人なら分っていると思うが、特にジャズでは現在殆どユニオンの一人勝ち状態なので、人気のあるレコードを適正な価格で買おうと思うとどうしてもユニオン頼みになってしまう、ヤフオクや他の良心的な中古屋もいくつかあるが絶対量はもうユニオンに勝るものは無い。個人的にはユニオン大好きだし、ヤフオクなんかは相変わらず人気盤は落ちないし状態も信用できないケースもままあるので、この先もユニオンで買うことが多くなると思うが、もう少し地方のファンにも良い盤が入手できるような仕組みを考えてほしい気はする。


廃盤CDは何を買って良いのか分らない

$
0
0

今回のJazz Perspectiveの座談会は廃盤CD特集、流石にここに出てきたタイトルは比較的有名なものも多く見たことあるものばかりだったが、GWのユニオン各店の廃盤CDセールに出ていたタイトルは見たことも聞いたことも無いものがかなり多く掲載されていた。

コレが結構売れていた。

廃盤価格で売られているCDに、それ程興味が無いのであまり詳しくは見ていないが、売れてるということはホントに皆さんそういうのを探してるということですね。

廃盤CDと言えば最近またまた幻のなんとかが再発されまくっている気がするが、幻のくせに簡単に再発されてしまうのって、、、幻とは言えない気もするが、、、
CDなんかアナログに比べると簡単に制作出来ると思うので、この先も発売当時に売れなかった幻が沢山出てきそう。

Han Bennink-Michiel Borstlap-Ernst Glerum/3
han1.jpghan2.jpg
廃盤ですか?詳しくは知らないがジャケットの色合いが好きで手元に残している、ユニオンで1.500円くらいだったと思う。演奏もアグレッシブではあるがフリーというわけでもなくギリギリ感があって悪くない。今をときめくErnst Glerum 参加が味噌か?へんてこなジャケットで再発されていたような気がする。

Joe Chindamo/Anyone Who Had A Heart
chin1.jpgchin2.jpg
大昔、某店で新品で購入、当時チンダモは全く知らなかったが何となく匂いがして購入した、ジャケットも内容も素晴らしく今のところ売る気は無い、同時に購入したレイ・ブラウン参加のスタンダード集は現在中古でも高価なようだが個人的には全く評価していない、果てしなく退屈だったので処分した(確か買い取り価格600円くらいだった)、今売ればよかった。そういえばコレは澤野から再発した。

Max Neissendorfer/Live At Birdland Neuburg
max1.jpgmax2.jpg
確かデッドストックが入荷した時に購入した、今は廃盤なのか知らない。スウィンぎーなピアノスタイルで好みは分かれると思うが個人的には嫌いではない、この人一時期青い(紫?)ジャケットのアナログ盤が中古市場で人気だったが、デッドストックが大量に出回って今では誰も見向きをしなくなった、内容は良いのだが、、、

Paczynski-Levinson-Clark/8 Years Old
pa1.jpgpa2.jpg
コレは澤野にデッドストック?が入荷した時に購入(澤野盤の再発はジャケット変更されていた)、再発かもしれないが詳しくは知らない、ジャケット同じなんでどっちでも良いし、このトリオはもう1枚の、コレも澤野から再発された有名な方も内容素晴らしく、こういうのが廃盤価格で売られているのは分らんでもない、最近安くなってるんですかね?

Ted Vining/Yours Is My Heart Alone
ted1.jpgted2.jpg
誰も取り上げているのを見たことが無い、ただ単に知られていないか駄盤扱いされているんだろう、実際に聴いてみるとかなり内容はよくBob Sedergreenの勢いのある演奏が満喫できる、曲も良いしそもそもTed Vining、Bob Sedergreenときて内容悪いはずが無い、、、濠太剌利のジャズと言えばスラボウスキの例のが人気のようだが正直コレも良いと思います(ってグラボウスキのは聴いたこと無いけど)。

↓チンダモのコレも結局未入手、もう不要だが演奏は悪くない

『実はこのあたりをよく聴いているんですよ』というアルバムを聴く

$
0
0

『実はこのあたりをよく聴いているんですよ』というアルバムを聴く。

Jon Jenkins/Jazz Eyes
jj1.jpgjj2.jpg
ぱっと見、美女ジャケットでおおっと思うがよくよく見ると顔しかないので何となくへんてこな感じだ、SavoyとかRegentとか亜米利加の一部のマイナーレーベルには実にセンスのないジャケットが多く存在している、、、でもこれに関しては内容抜群なのでかえって愛着はわいている(と思うようにしている)。
ジェンキンスはPrestigeやBlue Note盤が有名だが、このRegent盤は熱いハードバップというよりは、一歩引いた感じで『熱いんだけど趣味も良いよ』、といった印象。録音も良くジェンキンスのアルトの音が空に突き抜けるようにスッキリしていて爽快だ、こういうのを聴いているとしみじみと良いアルバムだなぁと思うがピアノはやっぱりトミフラ。日本盤も出ていたしメンバーも良いし何気に人気はあるように思う。
買った時はちょこっとしんどかったが買って良かったと思えるアルバム。

Ernie Henry/Seven Standards And A Blues
eh1.jpgeh2.jpg
Ernie Henryの3枚はいずれも中古市場で人気があってなかなか綺麗なのは入手困難、コレは運良く綺麗。有名なのはPresenting(未所有)の方だと思うが内容的にはコチラノ方が数段好きだ(管理人以外でもそういう人は多いと思うが如何だろうか)。ちょっとつまったような音色だがワンホーンで気持ちよく吹いていて生き生きとしている感じ。『I Get A Kick Out Of You』なんてもう最高。ジャケットもどこぞのレーベルとは違い洒落ていて好きだ。青大がオリジナルで青小はセカンドになるはず、管理人のは青大。
買った時はまぁまぁしんんどかったがやっぱり買って良かったと思えるアルバム。

Tony Fruscella/Tony Fruscella
tony1.jpgtony2.jpg
ヤフオクで気張って落札、念願のオリジナル盤を入手した、ジャケット右上に45ドルのプライスシールが貼られているが日本では10倍以上、綺麗だと20倍以上か、、、プライスシール自体あまり気にならないのでコレはコレで良かったが左上角の丸みがちょっとだけ気になる。まぁ完璧なのは無理なので。
何度か再発されているので内容はもう良く知られていると思うが、個人的にはトランペットのリーダー作ではベスト5に入るくらい好きな1枚である。日本盤も音質は悪くなかったがジャケットの質感がまるで違うので(所謂額縁)、コレはもう好きならオリジナルでしょう。編成の大きな曲もあるが、全員でわっと演ッテル感じではないし、何といってもフラッセラだけでなくアレン・イーガーのソロが結構聴けるのも嬉しい。ジャケット良し、音質良しの好盤である。
買った時はかなりしんどかったがホントに買って良かったと思えるアルバム。

↓こんなに沁みる演奏はそうは無い

10inchを聴く

$
0
0

10inchを聴く。

Charlie Parker/South Of The Border
cp1.jpgcp2.jpg
パーカーがラテンを演っている有名なレコード(まぁパーカーは全部有名だと思うが)、パーカーのレコードは沢山あるが、今のところ所有している中では一番好きだ、Dial盤よりも断然聴く機会は多い、なんせこのジャケットである、数あるDavid Stone Martinのジャケットの中でも傑出して素晴らしいと思いませんか、もう最高。内容もラテンだけにバックでちゃっかぽっこちゃっかぽっこしているが、パーカー自体はリラックスした感じで吹きまくっていてコレまた最高、音質も抜群、もう言うこと無し。
パーカーのClef、Norgran系の音源は一体どれを集めれば良いのかよくわからないので、今のところあまり手を出していない、コレもオリジナル盤なのかよくわからないし、Savoyなんかも含めると何となく素人には太刀打ちできそうもない気がしている(SPなんて到底無理)、なので深入りしないようにしないといけない。

Lester Young/Trio
ly1.jpgly2.jpg
レスターは大好きなので出来ればSP以外で気になっているものは全部集めたいが結構困難、アラジン盤も所有しているのはこの10inchと編集盤?のvol.2のみ、どれも綺麗なのは殆ど出てこないので気長に探すつもり(一生無理かもしれないけど)。この10inchは材質のせいか特にA面最初の20~30秒くらい結構サーフェイスノイズが出る、音自体はよいのだが多少気にはなる(買い替えはしないけど)、アラジンにはEPもあるようだがどれくらい音質が違うのか、聴いてみたい気はするがそこまで手が回らない。
このレコード、その昔名古屋に住んでいた時、某店の社長に『コレは手に入らないよ』的に自慢された記憶がある(同時にPepperのDiscovery盤も自慢された)、その時はよくわからなかったが今になってみると確かになかなか難しいシロモノだし自慢したのもわかる気がする、Pepperは未だに入手できてないし。2枚とも何度も頼んでみたけど絶対に売ってくれなかった。

Paul Quinichette/Paul Quinichette
pq3.jpgpq2.jpg
Paul Quinichetteといえばベイシーだがリーダー作となると再発盤でもよく見るコルトレーンとのPrestige盤とかDawn盤とかEmarcy盤等が有名か?いずれも再発盤でしか所有していなかったのでもう手元には無く、残っているのはPrestige(英Esquire)のFor BasieとこのDale盤10inchのみ。
で、この10inchだが4曲中3曲が2テイク収められている10inchとしては珍しい形、でも各テイク明らかに違いがわかって飽きずに聴くことができる、それになによりも音質が滅茶苦茶良い、Daleと言えばStan Getzの10inchが2枚(片方はEPかも)あるはずだがこんなに高音質なら何としても入手したくなった、特にビリー・ホリデイとのはジャケットも最高で何度か挑戦したが今のところ未入手、今度は頑張ってみようかと思う(滅多に出ないけど)。
Quinichetteはゆるゆるの『On The Sunny side~』が聴けるPrestigeの目玉焼きも物凄く欲しい、が高い。

↓このYoutubeも十分音良い

PR: もうやめませんか? 不正コピーソフトで仕事するの。

じゃずの名盤を聴く

$
0
0

じゃずの名盤を聴く。

Jackie Mclean/4 5and6
mc3.jpgmc2.jpg
マクリーンのリーダー作の中でも特に好きな1枚、漸く念願のオリジナル盤に辿り着いた。
盤質Bで擦れあり(特にB面2曲目~3曲目)だったが、とっても安かったので傷・ノイズの状態など何度か問い合わせをし『何となくイケそうかな』と思い購入、コレが大正解、表面上の擦れはあるがA面は軽いぱちノイズ僅かでかなり綺麗、問題のB面は3曲目の初めに10回程度小さくパチノイズが出るがそれ以外はほぼ綺麗(周期的なので少しだけ気にはなる)、ジャケットは一部補修ありだが正面から見れば気にならないレベル、残念ながら裏も表も白くないですけどね、、、ユニオンの盤質Bは当たり外れがあるので実際に聴いてみないと分らないが、管理人は店に行けないため聴く事が出来ないので店員さんからの情報を当てにするしかない、今回はS谷店さんの〇〇さんに感謝感謝である。

ちなみに今回入手したのはフラットではなくグルーブガードあり、どっちもオリジナル盤だと思うがフラットの方が人気はあるんでしょうか?サキコロもそうだがこの辺のことは個人的にはどっちでもよいと思うけど。
で、肝心の音質だが音自体がクリアなのは勿論のこと、音圧が凄くぐいぐい迫ってくるような感じ、これははっきりって日本盤では感じることができない類の音であると断言する。

Wynton Kelly/Kelly Blue
wk1.jpgwk2.jpg
これはもうA面につきるレコード、1曲目のいもなテーマもオリジナル盤で聴くと『コレはコレで良いんぢゃないか』『それ程いもでもないんぢゃないか』と思えてしまうから不思議だ、でも個人的にはこのレコードの真髄は2曲目と3曲目のケリーのピアノの対比にあると思っている、2曲目の『Softly~』後半のケリーの強打、これはもう兎に角凄まじい、どうしてそこまで叩きまくっているのか聞きたくなるくらいの激しさである、はっきりいってビビります、音自体も強打部分でビビって割れてます、カートリッジ替えればビビりなくなるんでしょうか?
続く3曲目は打って変わってラブリーな印象、言ってみればBlue's Moodsの『I'll Close My Eyes』のソロを思い起こさせる弾き方である、ビビりの心配しなくて良いから一安心。
この2曲を続けて聴けることがこのレコードの醍醐味であると言いきってしまおう。

Zoot Sims/Down Home
zoot1.jpgzoot2.jpg
これ、今回ケリー盤に続いて聴いたのだが出だしが少しこもって聴こえた、Zootのソロが乗ってくるとそういった印象も払拭されるのだが、、、
今回通して聴いてみて、このレコード自体滅茶苦茶クリアで高音質というよりは、ほどほどクリアでほどほど迫力もあってほどほど音質も良くてトータルするとかなり耳当たりがよいのではないか、という気がしたのだが如何だろうか?
最近、このあたりは多少状態落ちると、結構買いやすくなっているのでZoot好きなら是非、オリジナル盤で。ちなみに管理人のは盤質Bで表面上はかなりスレがあるが殆どノイズらしいノイズは出ず、ジャケットの痛みを差し引いてもかなりお買い得であった(実際リストにもお買い得と表記されていた)。

*ユニオンの盤質表記について・・・当然全部試聴できるわけは無いのである程度目視による判断だと思う、それゆえ特にB、B+くらいだと当たり外れがでてくる、B+はある程度信用は置けるが問題はB、基本的には購入対象外だが綺麗だとかなり高価な盤がBだと格安になっているケースがあり見逃せない場合もある、店頭で実際聴ければ問題は無いが通販だと状態説明のニュアンスを判断するのが難しい、某店で買ったパーカーのDial10inch(207)なんかは表記Bで担当した店員の話だと『ぎりぎり大丈夫だろう』と感じたが1曲目の1分くらい全く駄目だった、大外れ。今回のマクリーンなんかは当たりで良かったのだが、過去色々と問い合わせなどしている中で感じているのは、担当した店員さんにも当たり外れが有るということか、、、

↓好きな曲ベスト10の中に入る名曲、名演

Lester Youngの仏蘭西盤を聴く

$
0
0

Lester YoungのPres and Teddyの仏蘭西Barclay盤。
lester1.jpglester3.jpg
このレコード、かなり作りが豪華、ダブルジャケット仕様でレコードを入れる中袋がダブルジャケットの真ん中にくっついている。触った感じも重量感があって、そこはかとない高級感が感じられる。ジャケット写真もいい感じの雰囲気で物凄く好きだ。レーベルはVerveのBarcley盤でよく見るタイプ、溝もあり。音質はオリジナル盤を聴いた事がないので比較はできないがテナーのざっくりした感じも十分に感じられる悪くない音質である。

ジャケット裏と内側。
lester2.jpglester4.jpg
裏はブランク、右側の写真もなんか色使いが仏蘭西っぽくて(よくわからんが)良い感じ。

仏蘭西盤にはMJQのヴェルサイユ盤なんかもそうだが、オリジナルを凌駕するジャケットが結構あるように思う。Barclay盤なんかもMilesやColtraneなど秀逸なものが多い。ネット上のいろいろな情報である程度どんなものがあるか見る(知る)事はできるが、初めて見るものもまだまだあったりするので、どこかの誰かがまとめて何とかしてくれると良いんですが、、、、まぁでもそんなことすると中古価格が上がっちゃいますけど。

↓このオリジナルジャケットも良い雰囲気だ

PR: 企業から選ばれる転職法

$
0
0
匿名で経歴を登録すると企業からオファーがくる、それがスカウト。詳細はこちら⇒

白木秀雄を聴く

$
0
0

白木秀雄を聴く。

再発のアナログ盤4枚。
re2.jpgre1.jpg
Think! Recordsの再発は十分満足いく出来なのでもうオリジナル盤は買わないと思う、高いし。
『プレイズ・ボッサ・ノバ』は以前、大阪の中古屋に格安ででた時、即注文したが即売れとのことだった、買おうっと思ったのはそれを入れて2回だけ(出ないので)、素晴らしい内容なのでホントはちょっと欲しいけど、、、
『祭りの幻想』は大昔、佐賀駅前の普通の中古屋で3.800円くらいで見たことがあるがその時は全く知識が無かったので『ちょっと匂うな』と思いながらも、テテのSteeplechaseのしかも日本盤を買ってしまった、3.000円もした。確か手持ちが5.000円くらいしかなくどちらか1枚しか買えなかった。よりによって日本盤を買ってしまうとは、、、一生の不覚、3.800円なんてこの先二度とないだろうな(38.000円でもないな)。

Waveの2枚は殆どオリジナルは見ない(記憶が定かではないが一度も見たことが無いかもしれない)、ので相場も分からない、がどうせ高いので無理だろう、でもこのシリーズはかなり出来が良いのでコレで十分。

紙ジャケットCD。
cd1.jpgcd2.jpg
Think!の3枚も殆ど見ないしどうせ高いのでコレで我慢と行きたいが、、、ホントは出来ればアナログで所有したい、が流石にここまでは売れないと思うので再発は出来ないだろうな、SAKURA SAKURAは結構出てくるし値段もこなれているのでいずれはオリジナル盤を買うつもり、勿論独逸盤で。

Stereo DrumのオリジナルStereo盤。
st1.jpgst2.jpg
Monoは『ブラック・モード』ですね、今もある(と思う)某店に見本盤が値段表示なしで出ていたので、試しに問い合わせてみたらなんと15万!!!、それはいくらなんでもぼり過ぎでしょう、そんな値段ぢゃ要りません。
で、内容は、、、こりゃもう数ある日本人ジャズの中でも抜群である、15万出しても惜しくないくらいの熱演(出しませんけどね)。買って良かったとしみじみ思えるレコード。

ファンキー登場のオリジナルStereo盤。
funky1.jpgfunky2.jpg
Monoは『Modern Drumming And Sleep Mood』ですね、ずいぶん前に福岡の中古セールで確か3万円弱で見かけたがお金が無くて断念した、今なら買うかもしれない。内容はこりゃもう数ある日本人ジャズの中でも極上である、15万出しても惜しくないくらいの熱演(出しませんけどね)。買って良かったと心底思えるレコード。

こうしてみると、白木秀雄さんって特にオリジナルに拘らなければ殆ど簡単に聴けてしまう、それもこれもユニオンのおかげか、、、でもThink!からCD化された加山雄三の2枚はちょっと違う気がしているので不要。

~おまけ~
日本人のジャズで再発してほしいもの(出来ればアナログで、無理なら紙ジャケで)
・松本英彦のUniversal盤
・白木秀雄のUniversal盤
・古谷充の民謡の10inch単体で
・こけざる、アナログか紙ジャケで
・TACHIBANA
・関根さんの2枚、アナログで
・サウンズ・オブ・サウンド・リミテッド、アナログで
・ウッドストック・ジェネレーション、アナログで
・松本英彦テイチク盤、アナログで
関係者各位、万が一このブログを見てましたら宜しくお願いいたします、出来るもんならやってみてください、無理と思いますけど。

↓ぐるーヴぃ過ぎる

Monica Zetterlundを聴く

$
0
0

Monica Zetterlundを聴く。

Waltz For Debby。
monica6.jpgmonica5.jpg
このアルバムもオリジナル盤に到達するまでかなり時間がかかった、最初は大昔のRJだったか覚えてないけどそんな品番のフォノグラム日本盤→フォノグラムCD→DMJ品番のフォノグラム盤アナログ→Universalの紙ジャケットCD→3~4年くらい前?に出たUniversalのアナログ。
最初からオリジナル盤を買っておけば無駄なお金を払わずに済んだのだが、昔はこのアルバム、ご存知の方も多いと思うがかなり高価でなかなか手が出なかった、所謂『高嶺の花』的存在であったと思う。

で、オリジナル盤だが、、、いやいや予想通りというか、当然というか大変音質が良いデス、もともとPhilipsなので日本盤もそれなりに音質は良かったとは思うが、、、
それにしても、改めて聴いてみるとこのアルバム、やはり良いですね、流石『ボーカル名盤30選』とか『ジャズボーカル入門の10枚』とか『エヴァンズを聴け500選』(こんなのあるのか?)とか『貴方の(私の)好きなレコード』(これはあったような、、、)とかにいつも選ばれているだけのことはある(選ばれてますよね?)。
瑞典語もすんなり聴けるし、コレくらい全曲良いアルバムはそうは無いと思いますが、、、一生もんの愛聴盤。

UK-Columbiaの逸品。
monica1.jpgmonica2.jpg
上記とともに素晴らしい内容のアルバム、昨年だったか(一昨年だったか)オリジナルのジャケットでCD化されたので聴いた方も多いのではないだろうか。内容抜群、音質抜群、更にそれなりにレアでジャケットも良いとなると、引く手あまた、出ると即売れの状態が続いていたが最近はどうなんでしょうか?国内ではあまり見なくなった気もするのだが、、、この手のアルバムは、内容もさることながらずばりジャケットの魅力もかなり大きいので、どうせ再発するならアナログで再発すればよいのにと、いつも思うが無理なんでしょうね。

HMV盤。
monica3.jpgmonica4.jpg
確かEPの寄せ集めだったと思う、元の音源はよくわからないが、、、音質はかなり良い、オリジナルはスウェーデンなのかノルウェーなのかよくわからない、ジャケットはSweden製なのだが、、、所有盤はところどころでバチノイズが出て、正直気になるがそれほど頻繁に聴いているアルバムではないので買い直しはしないつもり。
1曲目の『I Could Write A Book』が抜群の出来でコレ1曲でも買いだと思うが、B面1曲目のスウェーデン語の『Med Andra Ord』(Fly Me To The Moon)も情感がこもっていてなかなか良い。
昔は結構高価で数万でも直ぐに売れていたと思うが、最近(といってもちょっと前)ユニオンのリストで12.000円くらいで出ていたのでお持ちでない方は是非(しかも売れていなかったので昔ほど人気が無いのかもしれない)。

↓こういうのがジャズファンの最終目標のような気がするがそこに行きつける人は殆どいないと思われる


モニカは他では飴のEP2枚はやはり欲しい、昔オレンジの方は持っていたがジャケット命のレコードにもかかわらず、モニカの額の左側に傷があったので処分してしまった(買った店では画像にも傷は無かった、表記も良好だった、が送られてきた実物に傷があった、初めてクレームを言おうとしたが後のことを考えて止めた、高価だったので返品すればよかったと正直後悔している)。

PR: UR賃貸住宅 夏の部屋探しキャンペーン実施中!

PR: 高速インターネットはイー・モバイル

じゃずのEP盤

$
0
0

Blogを初めて数年経過しているが、過去一番アクセスが多かった記事が『ジャズのEP盤』という記事らしい。

http://tempo29.blog.so-net.ne.jp/2006-12-04-1

5年半前にUPした記事、当時はまだ1㌦100円超えていたようで(110円くらい?)AxenのEP900㌦10万円とあるが今なら7.2万円(モノが有ればの話)、この数年で如何に円高が進んだか、である。
それはさて置き、既にというかとっくの昔にEP蒐集は止めているので、今更という感じはあるが5年半ぶりにちょっとだけEPについて、、、

一時は50枚以上所有していたが今は30枚程度、前回の記事↑を見ると掲載した中でkollerとかもう売ってしまったモノもある。↓下記はまだ手元に残っているモノたち。
ep7.jpgep5.jpg
結局EPを追いかけていたのは3~4年だけだったと思う、当時は各種リストでもまず見るのはEPコーナーで珍しいもんがあろうものなら、値段は置いといて即注文することも実際に何回かあった(ほぼ毎回売り切れていたけど、いつも売り切れというのは今と変わらない)。ホントに何でもかんでも秒殺状態だったので皆さん(管理人も含めて)熱くなっていたんでしょう。

なぜ止めたのか?

キリが無いし金銭的にも厳しいからといった理由が一番だが(出た時勝負のため超高額になることもしばしばあった)、もうひとつの理由としては管理人は海外オークションをやっていないから。
正直国内だけで、特に地方在住ではEP蒐集はまず無理(東京近郊に住んでいれば別ですが)、どうしてもe-bayやってないとモノがでないし、国内に入ってきただけで数倍から数十倍してしまうのでは普通は続かない。

所有盤はほぼ欧州系だがUS盤もAl HaigとBob Gordnの2枚のみ所有している。
ep8.jpgep4.jpg
手元に残っている数少ないEPの中で、一番好きなのは実はこのBob Gordon、コレなかなか綺麗なのが出てこず数年探した、やっとのことでやや擦れありだがかなり綺麗めなのが入手できた時はかなり嬉しかった。

ちなみに今回掲載したEPは多少珍しいものも中にはあるかもしれないが、売られているのを何回か(もしくは何回も)見たことがあるものばかりなので、正真正銘レアというわけではないと思う、本当にレアなのはJazz Perspective等に出てきているモノたちではないだろうか?

EPに関心があったころ、結構勉強したのでそれなりに知識はあると思っていたが、最近のJazz Perspectiveや某有名HP等を見ていると、まだまだ知らないEPって沢山あるんだな、と改めてその深淵さにひれ伏してしまいそうになる、ある意味UK-Tradのふか~い深い森より更に深~い、、、ただ今はどちらかというと亜米利加の所謂名盤のオリジナルに興味が移っているので関心は薄~い(廃盤CDよりは興味はあるけど)、、、

↓Bob Gordonのワンホーンで丸丸1枚聴いてみたかった

Viewing all 307 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>