Please Please Meを聴く。
ジャケットがMonoでレコードがStereoの超レア盤である(っていうか誰かが中身替えただけだろ)。
マトリクスはYEX94-1/ YEX 95-1でこれで4thプレスになるらしい。ファーストは有名なゴールドパーロフォンですよね。モノによっては100万超えるという噂を聞いたことがあります(今も超えるんでしょうか)、、、
そのゴールドはセカンドプレスまで有るということだが詳しくは知らない、ヤフオクを見ているとゴールドでも状態良くても20万しないのもあるし、一体何がどうすれば高いのかもよく分らない(ゴールドは今のところ買う予定無いんで知らなくて良いけど)。
で、PPMのジャケMono、盤Stereoの超レア盤である(誰かが中身替えただけの)。気になるのは音質だがリマスターMono CDと聴き比べてみた。
まずはジャケMono、盤Stereoの超レア盤である(誰かが中身替えただけの)。ジャケット表記もMonoだけに強引にDL102で聴いてみた。これは、今まで聴いていた音とまるで違うとまではいかないが結構違いがある、あきらかに違うのは音圧、コレは一瞬でわかるレベル、アナログの方がスピーカーから出てくる音が塊になって一気に飛び出してくるといった感じだろうか、音のクリアネスに関してはリマスターのCDと大きく差は無いように感じるが何というかよりアナログ的というか(アナログなのでアナログ的なのは当たり前と言えば当たり前だが)、シャープ過ぎずデジタル臭さが無い気がする(これも当たり前か、、、)。
↓続いてリマスターのMono紙ジャケットCD
良い意味で綺麗にまとまっている感じ、多少線が細い気がしないでもない、全体的にはアナログの方がワイルドな感じとするとCDはスマートな印象である、どっちが好きかと聞かれれば、どっちも好きと言いたいところだがあえてどちらかと言えばやはりアナログの方に魅力を感じてしまう。正直なところこのアナログがあればCDはもう聴かない気もする(StereoをMonoカートリッジで聴いてコレだけの音がするということはMonoだとどんだけか聴いてみたくはなる)。やっぱりいつかはゴールドを買ってしまうのだろうか、、、
*ビートルズのレコードに関してはあまり知識がない、オークションや通販リスト、各種HP等をみても一体何でそのレコードがそんなに高いのか?わからないものが多数存在している、その筋では常識かもしれないが管理人は素人なのでわからない、間違いがあれば教えていただきたい
↓いつかは欲しいと思っている人、一体何人いるんでしょう
The Beatlesを聴く~その①『Please Please Me』
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所謂超名盤のジャケット違い
レコードは聴くためのモノだが稀に見るため(だけ)に買うこともある。
その①。
仏蘭西盤のサキコロ。
とってもインパクトのあるイラストだ、サキコロは流石超名盤だけに、知っているだけでもいろんな国でいろんなジャケットで出ている。コレはユーモアたっぷりのイラストが魅力的で、オリジナル盤(今のところ持ってませんけど)以外では特に気に入っている1枚、他に有名どころではUk Esquire盤、伊太利亜Music盤、阿蘭陀Prestige(Artone?)盤、仏蘭西Barclay盤、瑞典Metronome盤などがあるがUk Esquire盤は音質がよさそうなので(皆さん知ってますね、こういうことは、確かスタンパーが同じだったと思う)一時期狙っていたがコレが結構高価、なので未だ入手できていない、安くならないと思うのでもう買わないかもしれない。
その②。
仏蘭西盤のFive Spot Vol.1。
上記のロリンズ盤はたまに見かけるがコチラハはっきりいって滅多に見かけない、今まで買ったときを入れて2回しか見たことが無い、入手するまで5年以上かかった、かなりレア(だと思う)。ロリンズのジャケットも洒落ているがコチラハさらに洒落ている、Dolphy3人いるし。どるふぃもジャケット違いは競争激しいのでなかなか入手できないがあと3枚欲しいのがある、その3枚はいずれ絶対に入手するつもり、Dolphyに関してはオリジナル盤買った方が早いんですけどね、安くないけど(というか高いけど)。
で、お気づきだと思うが2枚ともジャケット・デザインは同じ人、Jean Vernという仏蘭西のデザイナーのようだ。ネットで調べても詳しいことはわからなったが他にもこのシリーズでジャケット・デザインを手がけている作品があるのだろうか?2枚のジャケット裏にはMilesやMJQの広告が載っているのでひょっとしたらそれらも手掛けているのかもしれないが、見たことが無い(もしくは見たことがあってもスル―している)。ご存知の方がいればご教授願いたい。
↓いつか必ずオリジナル盤を買うつもり、勿論太溝
The Beatlesを聴く~その②『With The Beatles』
With The Beatlesを聴く。
PPMとは違って今回は本物のMonoオリジナル。
『You Really Got A Hold On Me』の表記が『You Really Gotta Hold On Me』、『Money』の権利者表記が『Jobete.Mus』、ジャケットはGarrod & Lofthouse、マトリクスは両面1Nで所謂ラウド・カット盤。
これがもう掛け値なしに凄い音がする、20年前の宮沢さん(喜一ぢゃないよ)に言わせると『ぶっとび』である。今まで聴いていた『With The Beatles』はいったい何だったんだろうと100人中98人くらいは思うのではないだろうか?その凄さは最初の2秒で実感できると思うが音圧がもうとにかく凄い、しかもとんでもなくリアル、特に『Roll over Beethoven』の最初のギターなんかもうもう卒倒してしまうくらい凄い、目の前で演奏しているようである云々という表現を見かけることがあるが、決して大袈裟ではなくまさに目の前で演奏しているようであへーである。多少なりともBeatlesが好きという人は、コレは一度オリジナル盤で聴いてみても良いかと思われます。
*セカンドプレスとどれくらい違うのかはやたら詳しいHPがあると思うのでそちらでお調べください。
↓続いてリマスターCD
ジャケットのつくりは悪くないと思っていたが、オリジナルと比べると陰影がいまいちだ、音質についてもこのリマスターCDだけを聴いている分には特に不満は無かったが、、、上記のとおり聴き比べてしまうとこちらはもうちょっと、、、どうしてしまったんだろうと言いたくなるくらい物足りないレベルだ(あくまで管理人のシステムでは)、昼下がりの読書のお友に成り下がってしまうかもしれない、、、
*管理人はBeatlesに関しては素人ですのでオリジナル盤の条件についてはいくつかのやたら詳しいHPを参考にしました
↓ラウド・カットはこのギターが兎に角凄い
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欧州の逸品を聴く
欧州の逸品。
その①。
Romano Mussoliniのサンタテクラ。
同じジャケット・デザインの亜米利加Audio Fidelity盤の方がはるかに出やすいので、どうしても聴きたくて仕方くイヤイヤそっちを買ってしまったが、ある時そのAudio Fidelity盤は気品もへったくれもなく、見方によっては下品といえなくもない色合いに、こりゃもう我慢ならんとなってしまったので売り飛ばしてしまった。
いやいやこのオリジナル盤はかなり苦労した。でも苦労したかいがあってもう大満足の逸品だ(亜米利加盤で何度も聴いていたンで内容はよく知ってるんですけど)、音質も極上、やっぱりこういうのはオリジナル盤で持っていたい。Philipsなんでいずれ再発するんだろうが是非このジャケットで出してほしい。
ムッソリーニはまぁまぁ録音もあって、リリアン・テリー入りのRCA盤(未入手)なんかも内容はよいがコレは殆ど見ないしあっても高価なので無理かもしれない(日本盤は嫌)、他にライブラリー的なものもいくつかあるようだがそのあたりはもう追わないつもり、EPもパス。
その②。
クラーク・ボラーンのSWING IM BAHNHOF。
このバンドには良い演奏が多いがこれはColumbiaのラスボスと同レベルの傑作だ、ラスボスは数年前に海賊盤で出回ったがそのオリジナル盤はラスボスらしく、欧州盤の値崩れが顕著な昨今においても見事な威厳を放っている。ちなみに海賊盤はもう処分してしまったが良くできていて音も悪くは無かったと記憶している、でも確か6.000円もした、出た時は飛ぶように売れていたけれど、、、ちなみにSWING IM BAHNHOFだがSchemaからも再発したSAHIB SHIHABのCOMPANIONSHIPに丸ごと収録されている(って皆さん知ってますね)。
ジャケットの建物だが最初アパートメントかなと思っていたがBahnhof Rolandseckという駅だそうだ(とあるブログで知りました)。
↓クラーク・ボラーンと言えばこの人、コレ買い直そうか迷っている
The Beatlesを聴く~その③『A Hard Days Night』
A Hard Days Nightを聴く。
PPMとは違って今回も恐らく本物のMonoオリジナル。
マトリクスは両面3N、ジャケット製造者はErnest.J.Day社(Garrod & Lofthouse社製でもオリジナルのようです)、PMC1230表記が丸っぽくて大きい。
A Hard Days Nightに関してはマトリクス3N/3Nが長かったため最初期プレスの判別が難しいらしが、センターホール横のPMC1230表記が丸っぽくて大きいモノが比較的最初に近いらしい。
で、肝心の音質だが、、、With The Beatlesのようなリアルなど迫力は無いが『大変元気が良くてよろしい』といった感じ、全体的にメリハリがあり音が前に出てくる感じがする。音数が多い曲では多少がちゃがちゃして五月蠅く感じるところもあるが『If I Fell』 『And I Love Her』といったバラードでのボーカルは息遣いが聞こえてくるようで絶品だ。
↓続いてリマスターCD
コレだけ聴いていると特に不満は無いが、聴き比べるとアナログ100点、リマスターMono CD85点くらいか、、、リマスターCDのほうは全体的に布が1枚かかっているような感じ、音量を上げると結構迫力はあるので、器材によってはそこまで差は無いかもしれない。ジャケットもこういったデザインなので再現し易かったのかもしれないが良く出来ていると思う(それにしてもこのジャケットは、、、格好良すぎる)。このアルバムに関してはCDでも十分かもしれない。
*管理人はBeatlesに関しては素人ですのでオリジナル盤の条件についてはいくつかのやたら詳しいHPを参考にしました
↓コレを聴くと来日した時のJALとはっぴの映像が浮かんでくる
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60年代後半のLee Konitzを聴く
60年代後半のLee Konitzを聴く。
Konitzは誰が何と言おうとStoryville盤10inch3枚にとどめをさすと思っているが、50~60年代を通じて他にも良い(と思われる)アルバムがそこそこある。50年代のAtlantic、Verve時代の諸作品は所有していたのがほぼ日本盤だったので、『日本盤はもう聴かないよね』症候群に陥った時、ごっそり処分したため現在手元には1枚も無い。60年代後半に欧州で吹き込んだ今回掲載の2枚が、その後の『よーろっぱのつまんないのはもう聴かないよね』症候群に陥って、えいやっとばかりに決行した処分を辛うじて耐え抜き生き残っている(Konitzのこの辺りは何枚か買い直しても良いのがあるけどそこまで手が回らないと思う)。
手元に残った2枚のうち、個人的に出来が良いと思うのがこの『Stereo Konitz』、Enrico Rava、Franco D'andreaといった当時の伊太利亜を代表するみゅーじしゃんの参加が良い方向に作用したのか分らないが、曲のクオリティも高くかなり聴きごたえがある、こういうのがモードっぽい演奏(というかモードそのものですか?)というのだと思うが、そういったスタイル云々を抜きにしてもなかなか緊張感があって、なによりも演奏全体の空気というか雰囲気が格好良い、ジャケットのデザインも洒落ていてよろしい。
こちらは上記より有名と思われるCampi盤、もう1枚の『Europian Episode』とともに確かCD化された筈、『Europian Episode』は昔、東宝レコード盤で持っていたがあまり聴くこともなく『日本盤はもう聴かないよね』症候群に陥った時に処分、Konitzファンなら2枚ともオリジナル盤で持っていて当然かもしれないが、正直Campi盤に関しては2枚ともKonitzのサックスの音がちょっとどうなんだろうと思っていて、内容自体もそれほど好きではないのでもうオリジナルは買わないと思う(5.000円くらいだったら考えるけど)、所有盤もジャズを聴き始めて間もないのころに買った欧州盤ということでちょっと思い入れがあって残している感じだし(悪くはないです、好みの問題)。ジャケットは工芸品みたいで非常に美しい。
↓Konitzと知らなければコレは物凄いなぁとなったりして
Blue Noteの10inch盤を聴く
Blue Noteの12inchオリジナル盤は、今現在遠くから眺めている状況だが、10inchは比較的やさしいのもあるので少し前から意識して集めている。とりあえず比較的やさしいのを中心に10枚集まったんで、、、
残念ながらジャケット裏に5057まで表記があるので最初ではない、でも盤質は綺麗なのでよしとしている、パウエルはもう1枚がかなり難しい、以前ユニオンで綺麗なのが8万円くらいで出ていたがすぐに売れていた、そもそもキレイなのは滅多に出ないので出たときに如何に勇気を持てるかだけ、こうなったら状態落ちるのはもう買わないつもり、ところでウンポコってそんなに嫌いではありません。
こちらもジャケット裏に5020まで表記があるので後期プレスということになる、ジャケットの状態もやや落ちるので格安だった、盤質は綺麗、まぁこの辺は本物でジャケットキレイでもそれほど高価ではないと思う、タヒチはほんと良い曲だ、ここでの演奏も抜群だと思う、モンクも良いし。12inch化されているがこの10inchのほうがジャケットの雰囲気も含め好ましいと思う。
コチラは正真正銘オリジナル盤、地味だがかなり好きな内容、ちょっと苦手なぐらいすいるけどまぁ許す、マギーはもう1枚あるがそっちもいつかは入手するつもり、殆ど見ない気がするが高いんだろうか?マギーは例のBethlehemのStereo盤がかなり高音質とのことで狙っているが、こういうことは皆さんよく知っているので競争激しく入手できない、誰か譲ってくれませんか?
正真正銘オリジナル、プレスが少なかったのかわからないが結構高価、大昔当時のEMIが特典盤で出していたがその特典盤ですら某店で『1万円で買います』広告を出すくらいレアだった、正直Blue Noteぢゃなかったらそんなに注目されていないのでは?と思う内容だが、個人的にはホーンライクな音色が結構好きである。ジャケットは数あるBlue Noteの10inchの中でもいちにを争うくらい格好良いと思っている。
これもオリジナル、メレは他にも何枚かあるがこれ1枚で良いかな、内容はまぁさておきこれもジャケットはBlue Noteでさんしを争うくらい格好よい(と思っている)、ところでメレって独特な立ち位置のようなきがするが熱烈に好きという人っているんだろうか?ちなみに管理人が最初に買ったBlue Note10inchオリジナルはメレの5020だがいつの間にか手元からなくなっている。
*オリジナルの定義についてはコーエン本を参考にしました
↓コレだけブラインドで聴いたら絶対にBlue Noteとは思わないだろうな
~第2回に続く、第2回で終わるけど~
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The Beatlesを聴く~その④『Help!』
Helpを聴く。
今回も恐らく本物のMonoオリジナル。
マトリクスは両面-2、ジャケット製造者はGarrod & Lofthouse社製、タックスコードは通常「KT」らしいが所有盤は『MT』、タックスコードは63年1月1日から「MT」、11月1日から「KT」ということなので、もしかしたらより最初に近いプレスかもしれない。
で、肝心の音質だが、、、まぁオリジナル盤だから音は良いんですよと言いたいところだが、コレはお世辞にも良い音とは言えない気がする(あくまで管理人のシステムでは)。まずシャープさが無い、音の輪郭がややぼやけていて毛布が1枚かかっている印象である。モノラル独特の音自体の迫力は感じるが、目前に迫ってくるような生々しさはなく何か物足りない。分り易く言うと耳当たりが良くない音。
↓続いてリマスターCDのMonoミックス。
オリジナル盤と大きくは変わらない印象、何度も切り替えながら聴いてみたがブラインドだとどっちがどっちか分らないかもしれない。ジャケットはオリジナルの方が青い服の色合いがやや濃いくらい、あまり差はなし。
続いてCDの後半に収録されているStereoミックス。
今回聴いた中ではコレが一番良かった、MonoとStereoの比較なのでそもそも比較すること自体どうなんだろうとも思うが、音のクリアネス、迫力、とも明らかにSrereoミックスのの方が良いと感じたし好みの音だ、耳当たりもはるかに良い。こうなるとStereoオリジナル盤を買わないといけないのか、、、でも1枚買ってしまうと全部買いそうだし、、、迷いどころだ。
*『For sale』は綺麗で安いのが出てこないので未入手、なので飛ばしました
*管理人はBeatlesに関しては素人ですのでオリジナル盤の条件についてはいくつかのやたら詳しいHPを参考にしました
↓超格好良い、痺れる
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Miles DavisのPrestige4部作を仏蘭西Barclay盤で聴く
Miles DavisのPrestige4部作を仏蘭西Barclay盤で聴く。何でオリジナルではなく仏蘭西Barclay盤なのか、、、それはオリジナル盤は高くて買えないから(スタンパーはオリジナルと同じらしい)。
Relaxin' ‐Barclay84074、RVG有り、レーベル溝あり、音はかなり良い
4部作の中では特に好きなアルバム、まぁ全部好きは好きなんですが、、、何故かこのアルバムだけレーベルが違っている、ジャケットもこれだけイラストだし、、、番号から推測すると4枚中最初にプレス(リリース?)されていると思われるが果たして真相は、、、この所有盤、残念ながら少し波打っていてカートリッジが結構上下してしまう、幸い針飛びは無いがじっと見つめていると気分が悪くなる、ので目を閉じて聴くべし。
続いてコレ。
Cookin' ‐Barclay84077、RVG有り、レーベル溝あり、音はかなり良い
まぁ最高に格好良いジャケットである、音が聴こえてきそうとはまさにこういうジャケットを指すのではないだろうか?世間一般の人気はRelaxin'と同じくらいか?多分『My Funny Valentine』が入っているので人気なのではないかと思われるが、個人的にははあんまり好きではない。
続いてコレ。
Workin' ‐Barclay84083、RVG有り、レーベル溝あり、音はかなり良い
Barclay盤の4枚の中でコレが一番見ない、オリジナル盤のジャケットはコレが一番しょぼい気がする、個人的に大好きな『Half Nelson』『In Your Own Sweet Way』が入っているのでジャケットさえよければ、実はコレが一番好きになっていたかもしれない。
最後にコレ。
Steamin' ‐Barclay84087、RVG有り、レーベル溝なし、音はかなり良い
番号から推測するとこれが一番最後にプレス(リリース?)されたと思われる、何故かコレだけレーベルに溝が無い、RVGはちゃんとあるがスタンパーの表記が他の3枚とは微妙に違っている、Barclayに関してあまり詳しい情報を持っていないので不明な事が多いが、溝ありもあるんだろうか?あるとするとこの所有盤自体Barclayの後期プレスということなんだろうか?でも何回もプレスするとも思えないし謎である、もしこの溝ありをお持ちの方がいらっしゃれば教えていただきたい。
↓個人的にはこういった軽快なナンバーが好きである
~おまけ~
赤のロージーがついにCD化された。
ヴォーカルはオリジナル盤でないと印象が変わるのでCDは買わないつもりだったが、コレに関しては普段聴き用に購入してみた。MonoとStereoの違いはあるにせよ正直なところオリジナル盤の物凄くリアルな音質は再現できていない、ジャケットやレーベルも恐らく何らかの権利関係で犬が使用できなかったんだろうと思うがぺらジャケットは頑張っているとは思うが犬マークがないのはちょっと、、、、
でもこういったタイトルは再発したこと自体に意義があるし、オリジナル盤は今でもかなり入手困難なのでこのCDも廃盤化して入手困難になる前に買っておいた方が良いと思う。
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The Beatlesを聴く~その⑤『Rubber soul』
Rubber Soulを聴く。
Monoオリジナル。
マトリクスは両面とも-1の所謂ラウドカット盤、タックスコードはKT、ジャケット製造者はErnest.J.Day社製(Garrod & Lofthouse社製でもオリジナルとのことです)。
そもそもビートルズのオリジナル盤を買おうと思ったのが『Rubber Soulにはラウドカット盤というカッティングレベルが高く、音が良いとされるレコードが存在している』という事を知ったから。管理人はビートルズのアルバムでは『Rubber Soul』が一番好きである(所謂ホワイトアルバムも同じくらい好きだけど)。
で、肝心の音。
『With The Beatles』程ではないがなかなかリアルで凄い音圧だ。『Nowhere Man』のイントロ、途中のギターソロなんかを聴けば直ぐに違いがわかるが、ボーカルは前に飛び出してくるしギターもエッジが効いていて鋭い感じがする、コレを聴いてしまうともう他のは聴けないくらいの満足度はある。2回目以降のプレスとどれくらいの違いがあるのか分らないが、、、ちなみにラウドカット盤では『ミッシェル』でノイズが出る盤がままあるようだが幸いにも管理人のは全く出ない、らっきー。
↓続いてリマスターCDのMonoミックス。
オリジナル盤と比べるとどうしても、スッキリし過ぎていて物足りない印象はあるが(あくまで管理人のシステムでは)、音量を上げて聴くとコレはコレで良い音だと思う。聴き比べなければコレで十分かもしれない。
続いてCDの後半に入っているStereoミックス。モノラルと続けて聴くと左右に分離された音に何か違和感を感じてしまう、音自体はクリアなのだが迫ってくるような迫力が無い、Stereoのオリジナル盤を聴いてみないと分らないがこのアルバムに関してはMonoの方が良いと思う。
*管理人はBeatlesに関してはど素人ですのでオリジナル盤の条件についてはいくつかのやたら詳しいHPを参考にしました
↓ノルウェイの森
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Zoot SimsのDucretet Thomson盤を聴く
Zoot SimsのDucretet Thomson盤と言えば、昔からその筋では有名なアルバムであった(最近ではその筋でなくても有名だと思いますが)。過去に管理人が入手したのは入手順でだいたいこんな感じ。
①東芝の12inch見本盤(高かった、音質まぁまぁ良い)→②東芝のWe Love JazzシリーズのプラケースCD(音質悪い)→③東芝の紙ジャケットCD(音質覚えていない)→④Fresh Sound?の12inch(ロゴもオリジナルの)→⑤東芝の12inch(①の正規盤、安かった)→⑥ウルグアイ盤10inch(コレは買ってはいけません、音質悪し)→⑦澤野工房CD→⑧澤野工房10inch→⑨London盤10inch
→⑩オリジナル仏蘭西盤、ついに頂点に達しました。
まさかこのアルバムをオリジナル盤で所有できるとは、、、思ってもいなかったが〇〇さんのご厚意で今回は運よく入手することができた。盤質はやや擦れあり、聴感上も特にB面でちりパチあり、またB面1曲目とアードレーの強音部でびりつき多少あるが(ユニオンだとBくらいか)、ジャケットの状態も悪くないし、このレコードで状態良好だとそれこそ給料1カ月分(この表現ってよく見かけるが一体だれの給料のことなんだろうか?手取りなのか?支給額なのか?いずれにしても多分平均的サラリーマンのことなんだろうな)は覚悟しないといけないので、まぁお買い得ではあったと思う(綺麗なのは一部のお金持ちさんしか買えないでしょうね)。
肝心の音質だが、、、音圧が少し高めなのでチリパチはあまり気にならない、もの凄くクリアで高音質という感じではなく肝が座っているというかどっしりした感じの音で、10inchとしては良い部類の音だと思う。ノイズ感とびりつきに関してはカートリッジとの相性やセッティングとの絡みもあると思うので、改善の余地は十分ありそうだ(前所有者のかたもEMTではあまり気にならないとの事だったので)。
*ちなみに所有盤は今回のGWセールに出ている某店のではありません(平均的さらりーまん?の給料1カ月分?くらいで出てますけど)。
↓澤野工房の再発10inch。
音圧やぱっと聴いた時の印象、迫力といった面ではオリジナルと比べるとどうしても見劣りしてしまうが、全体的には音の傾向もかなり近く、大変よくできているといってよいと思う。強音部のびりつきも当然ないので普段はオリジナル盤を見ながら澤野盤を聴くといった形になるかも。ただ盤自体の質感(オリジナル盤より澤野盤はだいぶん薄い)は残念。今となっては溝も何とかしてほしかった気もする。
↓英吉利London盤。
今回、聴き比べはしていないが音自体は悪くなかったと記憶している。澤野の10inch盤が出るまではかなり高価であったが、管理人所有の盤はレーベルの貼り間違えのため格安であった。ジャケットはオリジナル盤と違った趣ではあるがコレはコレで素晴らしい。
↓英吉利盤というのがなかなか乙