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ボーカルはやっぱりオリジナル盤が良いと思う

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年末セールが毎週のように開催されているが、全部行っている人っているんでしょうか?今週もかなり探していたのが出てるんですが、勿論買える可能性は殆どありません、残念ですが地方在住者には人気盤を買う術はありません、誰かが代理で行ってくれでもしない限り、、、売れ残りは買えますけど。今週はボーカルセール、ということで、、、
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最近、少しずつボーカルのレコードを買うようになっている。今まであまり気にかけていなかったのでレコードも殆ど所有していないし、知らないことが多い。
以前何かの記事(かブログ)でボーカルはオリジナル盤でないと駄目的な文章を読んだ記憶があるが、Tina Louiseのコンサート・ホール盤を聴いて『成程、そりゃそうですよね』と実感してしまった。
DIWの再発で聴いている人が多いと思うが(管理人もそれで満足していた)、コレ、オリジナル盤と出来が全く違います、まさに雲泥の差。オリジナル盤と比べると再発はジャケット、音質ともぼやけ具合が浮き彫りに、、、オリジナル盤はTinaの息遣いまで聴こえてきて数段素晴らしい演奏に聴こえます、こんなに違うともう再発なんて聴けません。
Gloria StewardはCDで再発したけどやはりアナログで聴きたい1枚、音質はCDを聴いたことが無いので比較はできないがこのジャケットの良さはCDでは魅力半減。CDで再発した時、タワレコで何回か試聴してあまり好みではないなと思って購入しなかったが、アナログだと良く聴こえてしまうから不思議だ。
ヘレン・オコネルの緑色もオリジナル盤でないと出せない色合い、オーケストラが控えめな演奏をしていてヘレン・オコネルの声と良くマッチしていて素晴らしい内容、日本盤で聴いていた時から好きなアルバムだったがより好きになった1枚だ。

下記はいずれも再発。
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Diana Dorsのノーマ盤は最初聴いた時、滅茶苦茶音質良いなぁと感じたが何度も聴いていると低音、特にベースのぼんつきが気になって気になって、、、これはオリジナル盤でも手が出せるレベルなので処分。
ヘレン・メリルとノーマ・メンドーサは素人では太刀打ちできないレベルなので再発で我慢するしかない、ヘレン・メリルのオリジナル盤は兎に角物凄い音質らしく、〇〇円で出ても即売れしてしまう超人気盤、そんなに凄いんだろうか?
ノーマ・メンドーサはそもそも殆ど出てこないし(何回か見たけど)コレ買うならヘレン・メリルか他のを買ったほうが良さそう。

↓CDはこのジャケットなんでしょうか?

年末ぎりぎりになってレコードを整理する

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今年はオーディオは殆ど変化なし。
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特に秋以降はCDやレコードをそれなりに買っていたのでオーディオに回す資金が全くなかった。現状、特に不満があるわけではないので来年もあまり大きな変化は無いと思う。
試すとしたらアンプにインシュレーターをかますとか、スピーカーの接続をバイワイヤリングにするとか、それくらいか。先日、Wadia21が2回ほど音飛びをしたのが気にはなるが聴き直したら大丈夫だったので問題ないと信じたい。

ここ何年か年末恒例になってしまった感もあるが、またまたレコードを処分した。
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今回は思い切って残っていた昔の日本盤を中心に100枚くらい処分することにした(ここ1年、昔の日本盤を聴くことは殆どなくなっていたので)。これで手元に残った日本盤は澤野工房、THINK、Storyville、Transition、などなどで数もかなり減ってきて棚もスカスカに。今回はビバリー・ケニーもEPICの諸作品も処分したので、来年以降オリジナル盤に躊躇せずに挑めそうである(まだ大みそかのセールもあるか、、、)。

相変わらずロック系の再発は凄かった

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いやいや今年はBOXの再発が凄かった。
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ピンク・フロイド、スマイル、フィル・スペクター、ナイアガラ(遠い昔のような気がするけどナイアガラも今年です)等など、紙ジャケももうどこまで行ってしまうのか分からないBig Pinkの諸作品、キンクス、ジョニ等など何か沢山出て沢山買ったような気がするが、、、所有枚数は増えていない、、、
BOXに関しては以前であれば国内盤を買っていたが、フィル・スペクター以外はすべて輸入盤、大した解説も付いていないので価格差を考えれば輸入盤で十分だ、国内盤を買っていたらきっと後悔していたと思う。
ピンク・フロイドはかなり期待していたが正直がっかりした人も多かったのではないだろうか?音質もはっとする出来でもなかった気がするし、何よりもジャケットの出来がもう最悪(14枚組の方デス、上記の単品Boxはなかなか良い))、おかげでユニオンで2004年の紙ジャケットCD(中古)8枚もちゅうもんしちまった(他のと抱き合わせなので来年到着予定)、、、今回のBOXが出たおかげで紙ジャケが随分安くなったのは良かったけど。

新譜は山下達郎氏の何年ぶりでしたっけ?のアルバムを一番聴いた。
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ナイアガラ関係は来年3月に『ナイアガラトライアングルvol.2』30周年記念盤が出るが、今回のが音質がかなり良かったのでコレも楽しみ。
で、密かにに良かったのが『Piano Man』のLegacy Edition、コレ2枚目のライブが相当良いです。

↓音も良い

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2011年の収穫

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今年の収穫の一部。
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Dexter Gordonはホント買って良かったな、と思えるレコード、ジャケットも好きだしテナーのワンホーンものとして内容も最高の部類である。
MonkのSwing盤は長年綺麗なのを探していたが漸く入手できた、ソロは殆ど聴かない(モンクも聴かない)がこのアルバムは別という人も多いのではないだろうか?Vogueとどっちがオリジナルか?といった話もあるがこのSwingの方で良いんですよね?
欧州のジャケット違いの盤もちょこちょこ入手したがMobleyのコレは結構時間がかかった1枚、同じような構図で伊太利亜Music盤(かなりレア)もありそれも今年1回見たが逃してしまった。ジャケット違いはもう何年も探しているのが何枚かあるが、なかなか出てこないので(結構競争も激しいし)運次第、所詮オリジナルではないので大枚叩く気ないし。

続いて欧州の人たち。
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Kollerは来年の春先には一応の目標は達成できそうである、何事もやればできる(分かる人にはわかると思います)、ここには載せませんけど。
DrevoのCharlieは以前再発したけど正直出来が悪かった(音もジャケットも)ので、やはりオリジナルでないと良さは分からないと思う、Metronomeは良いレコードが多い。
Dream Talkは以前に比べると随分入手しやすくなった、欧州ジャズの金字塔、独逸CBSのトリプル・フォールドアウト・カバーは豪華だ、この勢いで同レーベルの例のもう1枚の金字塔も入手したいところ。
欧州盤は引き続き値崩れはしているが、以前から難しいのは色んな意味で相変わらず難しい、恐らくこの先も変わらず難しいだろう。

ボーカル。
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ボーカルは只今勉強中ですが、、、
Chetの10inchは昔所有していたがジャケットが擦れていたので手放していた、今回擦れも殆どなくまずまず満足できるモノを入手できたが100点ではない(90点くらい)ので100点目指すかどうか、、、
Blossom Dearieは日本盤で聴いていたが、オリジナルに買い換えることにした、Verveの諸作だけで良いがあと3枚は欲しい。
亜米利加のマイナーレーベルのボーカルは、オリジナルとなるとかなり困難なモノが多いが、再発を持っていると躊躇しそうなので殆ど処分した。これでビバリー・ケニーも躊躇なく挑めそうである(簡単ではないけど)。ビバリー・ケニー以外でどうしてもというのはそれ程枚数も多くないので、無理しない程度にがんばってみよう。

年末セール中にユニオンで通販したらおまけで付いてきたカレンダー。
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確か2~3年前から制作していると思うが、入手したのは今回が初めて。去年まで通販あまりしてなかったからか。それにしてもこのカレンダー、良い出来だ。

↓欧州のピアノトリオの傑作と言われているが確かに素晴らしい、CDはジャケット何とかしてほしかった


今年は10年以上探していたレコードが3枚出たがいずれも即売れ、それら以外でもその時々のリストで1番欲しいものは殆ど売り切れていて、地方在住だと欲しいものはなかなか入手できない現実を目の当たりにした。オークションでも探しているのはみんな同じで果てしなく高騰してしまうし、、勝った(買った)のは極僅か。この先も状況は同じだろうなぁ。

ぴあのとりおを聴く

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Brad MehldauのArt Of The Trio全5作品がBOXで再発した。
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昨年の12月中旬に再発したようだが年明けまで全く知らず、1月2日にネットをうろうろしていて発見、即注文した。既に5枚中4枚は持っているのに何で買ったかというと、、、未発表のライブが1枚ついているから(ホントに未発表かは知らないけど)。
このBOX、紙ジャケット仕様で当時リリースされた5枚+未発表のライブ1枚の6枚組(5が2枚組なので枚数は7枚)でなんとアマゾンだと3.000円ちょっとで買える、これは安い。紙ジャケットは輸入盤によくあるタイプのダブルジャケット仕様だがピンクフロイドに比べても出来はかなり良いし(ピンクフロイドを10点とするとコレは70点くらいはあげられる、100点満点で)、未発表があるとなるともう買うしかない。
肝心の未発表ライブの出来は正直可もなく不可もないと思うが(悪くは無い、でも飛びぬけて素晴らしいということもない気がした)、メルドー好きなら持っておきたい作品だろう。
今回全部聴き直してみたが、やはりこのトリオで一番良いのは(好きなのは)Vol.3だが、他の4枚も聴きどころ満載だ。

で、昨年もピアノを中心にCDの再発が300枚限定とかで沢山出たと思うが、、、
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好みでなかったモノが多かった中、貴重な当たりの1枚であったBrian Charette Trioの『Live At Deanna's』。
これはもともとCDRで出ていたようだが今回、ちゃんとしたCDで再発、妙なオリジナルばかりではなくスタンダード中心で緊張感は無いけど末永く聴ける作品だ、こういうのがあるから分かってても買ってしまう(このあたりはもう好みの問題なので自分で聴かないと分からない、なので買って聴いてみるしかない)。
他の再発ではPaolo Radoni trioの『A Day or Two』なんかも好み(当たり)の1枚だったが、再発前には絶賛されていたアレなんかはもうアレで聴くに堪えず即ユニ〇ンにアレしたりした(過去同じ過ちを何度もしているが、繰り返しになるがこればっかりは聴いてみないと分からないので)。

CDはさておき、先日探していたOscar Petersonの『We Get Requests』のMonoオリジナル盤(溝あり)を入手した(ちょっとチリパチあり)。このレコード、内容はよく知られていると思うが実際にオリジナル盤で聴いたことがある人って、実は少なかったりするんではないだろうか?オーディオチェック用にも使われているらしいので(という話を色んなところで聞くので)、強烈に音質が良いと思っていたのだが、、、
確かにピーターソンのピアノの音はころころ転がりながらも、チープな感じは無くかといって重厚でもなく程よい具合で耳触りが良いが、レイ・ブラウンのベース、特にソロで早弾きをしているフレーズがもこもこしていてほぐれないというか、ちょっと聴き辛い(ベースラインを弾いているときの音はイケてます)、コレはオーディオのせいなのか(多分オーディオのせいなのだが)それとももともとこのレコードの音質なのか、、、それともコレがレイ・ブラウンなのか、、、こうなるとStereoのオリジナル盤も俄然聴きたくなってしまうが、、、
ちなみにこのレコード、溝ありのMonoオリジナル盤は中古でも人気で綺麗なのがこの間ヤフオクで4万円以上で落札されていた(4万はどうかと思うが大体1.5万~2万円くらいはすると思う)。

↓永遠の名盤か?

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これはもう流石に売らないと思う日本盤

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昨年の年末に日本盤、再発盤を中心に100枚くらい処分し、もうコレで処分は最後かなと思っていたが、事情があって(事情というか取り置き分の支払いがあって)追加で30枚くらい処分することにした。下記は最後の処分(ホントか?)を耐え抜いた日本盤。
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Transitionはオリジナル盤の綺麗なのはかなり困難だし(というか無理)、入手したとしても怖くて聴けそうにないので残した。Blue Noteの未発表はあまり聴いていなかった一部(ロリンズとかド―ハムとか)は処分したが、年に1回くらい聴いていたものは残した(他にはケニー・バレルなんかも)。Tina Brooksは久しぶりに聴いてみたが、かなり良いですねぇ、音も悪くないし、この辺も今の再発に入れてほしいが多分無理だと思うのでアナログで聴くとなるとコレかモザイクBOXしかない。

未発表が多いが、、、
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JazzWestも可能性がありそうなJack SheldonやArt Pepperは処分したが、流石にテナーマンは無理なので残し。Pepperの真ん中のは音質が良いので残し(パーカーの2枚も残してます、この3枚はお勧めデス)、Fresh SoundはマイニのコレとChetのBarclayの3枚は残し(BOXは処分)、これでFresh Soundで残ったのは5~6枚のみとなった、いやいや大変お世話になりました。Evansの日本盤は未発表作品と小鉄のみ残し、サルダビーは全て日本盤だが結構出来も良いので全部残し。
結果、残った日本盤は未発表や日本独自企画の作品中心で、普通の再発?はもう50枚もないくらいになってしまった(澤野と今回のBlue Note、DIW以外で)。

今回処分しようか迷ったが、売る前に聴いて止めたバルネの2枚。
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久しく聴いていなかったが今回聴いてみるとかなり良かったので残し、2枚ともオリジナル盤(再発あるのか知らんけど)。バルネのアナログはコレ2枚のみになってしまつた。RCA盤は当面(というか一生かもしれないけど)CDで聴くことにした。

↓50年代も良いけどコレはコレでなかなか良い

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オリジナル盤が欲しいのはやまやまですけど

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ここ最近、亜米利加のオリジナル盤を買う事が増えてきた(ここで言う増えてきたというのは沢山買っているという意味ではなく、買うのがオリジナル盤が多いということ)。
亜米利加のオリジナル盤はとっても高い、綺麗なモノになるととってもとっても高い(でも人気があって綺麗なのはすぐに売れますけどね)、そんなとっても高いレコードなんて普通の生活をしていたらそう簡単に買えるわけは無いのでどうするか、、、基本は良い音で聴きたいという事でいくらオリジナルでも状態が良くないのを持っているのはあまり良しとしたくない、、、じゃぁということでオリジナルではないけれど一歩(以上)譲ってセカンドでも良いだろう、ということで入手。
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画像だとちょっと赤っぽく見えますが立派な茶ラベル、溝なし、RVGあり。お値段はオリジナル盤の5分の1か10分の1で買えます。
オリジナルを聴いたことが無いが、このセカンドでもわたくしは十分満足しました、モブレーはもうちょっと鳴ってほしい気はするけれどモーガンは十分張りもあって艶やかに聴こえます、それになりよりもベースのぼんつきが無いのがもう嬉しくてうれしくて、、、ジャケットはいかにもオリジナルぢゃないですよといった感じのしょぼい色合いだがコレはコレで味があってよろしい(と思うことにした)。
Savoyのレコードは、ジャケットが嫌いで殆ど処分してしまったが(というかほぼ日本盤だったので)、フランク・ウェスのレコードはかなり好きで残していた、コレも赤ラベル溝ありではなく立派な茶ラベル溝なしRVGありのセカンドだと思うが、滅茶苦茶音が良い、特にA面2曲目のサックスの音なんて、臨場感ありありで目の前に迫ってくるようでもうたまらん(ちなみに確か1.000円で買ったと思う)。
コレだけ内容も良くて音も良いとなるとセカンドでも十分だ。
ただ、こういった類のレコードは地方ではまず入手することは不可能、中古屋が集まるセールにも殆ど出ない、オークションでも何となく入れにくいし意外に出てこない、ユニオンで新入荷の箱を漁っていると出てくる類のレコードだと思う。

意外に出てこないと言えば、管理人がちょこちょこ集めているジャケット違いのレコード。
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海外のオークションではそれ程珍しくないのかもしれないが、ヤフオクや普通の廃盤リストであまり見掛けることは無い気がする、出たとしても集めている人が多いのか結構競合するし思ったより難しかったりする。この類のレコードもユニオンの新入荷の箱にこっそり眠っていそうである(というか実際に東京在住時によく見かけていた)。

今日の結論:ユニオン行きたい

↓ところでMJQって聴きますか?

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Kenny DorhamのABC盤とSJ誌の『新・幻の名盤読本』

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Kenny DorhamのABC盤を聴く。
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正真正銘の名盤だと思う、有名なレコードなので内容はさて置き、、、
このレコードで思い出されるのがスウィングジャーナルの別冊『新・幻の名盤読本』の最後のあたりに掲載されているユニオンの広告ページである。
一番左上にこのABC盤のレーベルが掲載されているのだが、、、その内容は『パラマウントが手を引く以前のプレスでミゾのレーベル下のAM-PARがポイント。数あるカタログ中、最もレア』とある。昔の記事なので当時はその通りだったのかもしれないが、コレだけを見るととてもとてもオリジナル盤なんか入手するのなんて夢の夢だろうと思っていた。実際オリジナルどころかコロムビアから再発していた日本盤でさえかなり入手困難だった記憶がある。
今は常にどこかで出ているのでちょっと無理をすれば何とかなる類のレコードだがまぁ20年も経過すればそれだけ状況も変わるということですね。

で、同じ広告で今ではちょっと?といった記載が2か所あるのだが実際どうなんでしょうか?
1箇所目・・・Elsie BianchiのSABA盤の解説で、『SABAのモノラル盤は絶対にない』と言い切ってますがコレは嘘ですね。ご存知の通り少なくとも2枚は存在していると思われます。
2箇所目・・・コレは今でも真偽が分からないのだが、、、Ellis LarkinsのStoryville盤の解説で、『12inchは赤に黒文字、10inchは赤に白文字』とある。12inchのオリジナル盤はあまり見たことが無いので分からないが10inchの方は赤に白文字だけでなく赤に黒文字が間違いなく存在しているのだがコレは赤に黒文字はオリジナルではないということなのだろうか?ネットで調べても分からないのでコレはもう買い続けて調べるしかないんだろうか?ってそんなことしませんが、、、

ちなみに広告の一番上に『音楽の良さは誰にでもわかるかも知れませんが、廃盤の価値がわかる人はそれほど多くありません』、、、これはなかなか挑戦的な文章ですねぇ、私なんか価値がまだまだわかってませんがいつか分かる日が来るんでしょうか?

あまり取り上げられない欧州のピアノトリオを聴く

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巷であまり取り上げられない欧州のピアノトリオを聴く。
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Mario Rusca/Reaction
Evans風のトリオで非常にクオリティが高い作品、未CD化?CDのレア盤もあるようだがそちらは未聴、聴いてみたいがジャケットが酷いので手が出ない(ので多分一生聴かない)。所有盤ではRedの『Up And Down 』(Italian Red NS 209)もなかなか良い作品だと思う。

Silvano Salviati/Black Pearl
これも伊太利亜Redの作品、Redの全貌は分からないが、Ceder Waltonの3枚も良いし他にも結構良い作品がありそうだ。オリジナルは黒ラベル、セカンドはよく見かけるがどっちでも大して違わないと思う(値段は倍くらい違う筈)。

Piero Terranova/Boomerang
前にも取り上げたが正真正銘の駄盤、あまりの下手さに笑ってしまいます、特にベースとドラムはだれが聴いても素人とわかるでしょう、でも面白いので売りません。滅多に見ないので内容は余程のピアノトリオファン以外にはばれていないかも、、、

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Lennart Flindt/Only Love Is The Way
ベースがペデルセン、ドラムがEd Thigpen、これで悪いわけない、最近ちょこちょこ見かけるがトリオ好きなら持っていたい1枚、欧州のピアノトリオの中でも好きな方。この時代のMetronomeってあのMetronomeと同じなんでしょうか?

Irv Rochlin/Line For F.P
子供のジャケットで有名な『Quirine』はよく見かけるが(特にセカンドは)コレはあまり見かけない、内容良いです。Ruud Brinkとかと演っているCDもあるはず。オランダはあまりぱっとしないが結構良いピアニストが多い気がする、Lex Jasperとか。

Willy Egmose/Jazz Pa Vilker
Music Meccaから何枚かCDが出ていたはず、オーソドックスなスウィンガーとでも言おうかPim Jacobs好きには良いかも、コレ旧御茶ノ水ユニオンでかなり前に買ったが同じのが2枚あって状態の良い高い方を買った記憶がある、当時は嬉しかったが今は出ても売れない気の毒な作品。


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Dave Baileyを聴く

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Dave Baileyを聴く。
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Dave Baileyのリーダー作は何枚あるのか分らないが、聴いたことがあるのはEpic3枚、他2枚の5枚のみ。どれも何回か再発しているので何かしら聴いたことがある人も多いと思うが、この5枚全部内容が良いですよね、良いというかホントどれも素ん晴らしい。
この人の日本盤はよく聴いていたので最後まで処分しなかったが、踏ん切りを付けるため昨年末に漸く処分した(ちなみにこの人のEPICの日本盤はその昔、5.000円~7.000円でも即売れていたと思う、私は知り合いの引越しを手伝ったお駄賃として3枚とも貰いました、でも売りましたけどね、Kサンすみません)。
で、タイミング良くオリジナル盤がそれなりで出たので2枚ほど入手してみた。

16008『One Foot In The Gutter』
まぁこの手のセッションモノでは全編堪らない出来、特にB面はもうサイコーである、聴いたこと無い人は黙って1回聴いてくれと言いたくなる、ちなみにDave Baileyの声も聴けるが結構紳士っぽい感じである、このあたりはまだ溝ありがオリジナル盤。

16021『Two Feet In The Gutter』
メンバー的には上記より落ちるかもしれないがFrank Haynesが良いんですね、Frank Haynesと言えば『Bash』の『Grand Street』(↓のYoutube)のめまいもするような極上のソロが思い出されるが、ここでも頑張ってます。これは溝なしでオリジナルでOKとの事。

16011の『Getting' Into Somethin'』は少し前にユニオンで出たが僅かに傷ありだったのでパスしたがいずれ入手するつもり、あとは大本命の『Bash』だがコレはいつになることやら、、、でも必ずや入手したい(そのつもりで日本盤を処分した)。

ところでEpicに関してだが、あまり詳しくないがLA品番で溝ありは何処までなんでしょうか?Epicのオリジナル盤は殆ど持っていないのでネットで調べてみたが、、、
16013『Curtis Fuller/ Magnificent Trombone』は溝ありだと思うが16015『The Warm Sound / The Johnny Coles Quartet』は多分溝なしでOKのはず。16014が何なのかちょっと知らべて見たが分らないがこのあたりが境なんでしょうか?あとLN品番については全部溝ありでOKなんでしょうか?

それにしてもEpicは流石大手だけあって内容も音質も素晴らしいものが多い、Woodsの2枚とかヤーとかジョニー・コールズなんかはいつかは何とかしたい。

↓全く出ないわけではないので大枚叩けば不可能ではない、でも大枚叩かずに何とかしたい

Ben Websterを聴く

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Ben Websterを聴く。
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↑Benと言えばコレみたいな代表的なアルバム。ジャケット綺麗、盤も見た目は綺麗だが若干ノイズあり、でもノイズがかえって良い雰囲気を醸し出していてこのアルバムに関してはあまり気にならない(ホントはぴかぴかのが欲しいけど)。

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↑コレは是非オリジナルで聴きたい1枚、内容極上、盤は綺麗だが両面とも最後の曲の後半で音が歪む、特にA面の『My Ideal』のテイタムのソロあたりからかなり歪みが出てしまいちょっと聴き辛くなるのは非常に残念、盤面は全く問題なく綺麗なのだがこれは所有しているレコードだけの現象なのか?それともプレーヤーのセッティングが悪いからなのか?ジャケットが擦れているのも惜しい。買い換えたほうが良いのか、、、内容が良いだけに迷いどころ(金欠なので処分しそう)。

Ben Websterはあまりのめり込まなかったので幅広く聴いておらず、リーダー作は10枚も聴いたことが無い。Verve以外だとテテがらみで欧州盤を何枚か持っていたぐらい。Verveは勿論、全部日本盤だったのである時期に全て処分した。
欧州盤も録音が良くなかったり、内容が今一つだったりしてあまり聴いていなかったので全部処分してしまい、今手元に残っているのは上記の2枚のみになってしまった。まぁ余程のファン以外はこの2枚で十分かもしれないけど、、、

↓昔はこのパブロ盤(しかも日本盤)にお世話になりました

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Jorge Lopez Ruizを聴く

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Jorge Lopez Ruizを聴く。
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B.A Jazz(VIK)
このジャケット、良いと思いませんか?私はかなり好きですね。
JLRの代表的なアルバムで内容も素晴らしい、下記Youtubeを聴いてわかると思うがもろ60年代前半のMilesである。アルバム全体がこんな感じでゆるみが全くない、12曲収録だが捨て曲もなし。
唯一残念というか惜しいというか、モンクをつけるとすると1曲の時間が短いためアドリブが満喫できないことぐらい。多分CD化されていないと思うが、こういった傑作は何としてでも日の目をみれるようにして頂きたい。

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JLR(Trova)
こちらは上記とメンバーが違うが甲乙つけがたい傑作。テナーがアルトに代わっているのと収録が8曲なので上記よりはアドリブもそれなりに聴くことができる。録音もかなり良く臨場感ありありである。人気は多少落ちるのでこっちの方が入手しやすいかも。こちらにも『Pablo』が収録されてるが上記とはアレンジが違い少し軽めの印象である、この曲に関しては『B.A Jazz』の方が数段素晴らしいと思うが如何だろうか?

アルゼンチンのジャズはRuben Lopez FurstのCBS盤がなかなか入手できない、探し続けて10年くらいたつだろうか、何回かチャンスはあったのだが、、、もうMintしか手を出さないつもり(一時期よく見たが最近見ない)。

↓Pabloという曲です、Greaaaaat!!!

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