Jazz WestのレコードはJack Sheldonの10inchを含めて確か10枚くらいだったと思う。
Jack Sheldon/The Quartet & The Quintet(Jazz west)
Jack Sheldonに関してはその10inch盤2枚の編集盤が上記12inch(JWLP-6)になるが、この12inchにはカルテットのほうの2曲が収録されていない。なので真のコレクター?なら10inchも追い求めないといけないが管理人はコレクターではないのでそこまでは必要なし。
肝心の音質だが日本盤(所有していたのは東芝盤)が手元にないので比較はできないが、それほど高音質でもない、10点満点で7点くらい。元々が10inchなので10inchの音質はわからないが、12inchに関して言えば音質面だけを考えれば日本盤で十分かもしれない。
Lawrence Marable/Tenorman(Jazz west)
いずれはオリジナルが欲しいと思っていたが、皆さんご存知の通り綺麗なのが全く出てこない1枚。
盤質もそうだが兎に角ジャケットの綺麗なのを見ない。殆どの場合大きく擦れがあって、見かけてもハナから購入しようと思えない。
内容的にはご機嫌な出来だとは思うが、全体的には軽めで何回も聴くと飽きてしまう気がする、個人的には好きではありますが。音質に関してはこちらはオリジナル盤を聴いたことがないので比較はできないが、今回の再発はまぁ良いほうなんだろうか、少し軽めで低音がやや薄目、サックスの音色が僅かにきつい感じはするが、、、(以前所有の東芝盤とどこが違うかと言われてもどこが違うのかよくわからないし、聴き比べてもブラインドだと分からないかもしれない)。
あとは、、、Jazz Westのレコードなんておいそれと素人が手を出せる代物ではないが、Art Pepperだけはいつの日か何とか、、、ならないか、、、
Jazz Westのレコード
Impulseのレコード
日本盤とオリジナル盤の聴き比べをした時、その音質差に一番驚くのはImpulseのレコードかもしれない(実際には一番ぢゃないかもしれないけど結構驚くはず)。
日本盤を中心に聴いていた時はレーベルでいうと特にImpulseは苦手だった(Savoyも苦手だったがそれは別の意味で苦手だったので今でも苦手)、というのも聴いていたのがコルトレーン関係ばかりだったから、、、ということもあるが、、、実際にはある時期を境に全く聴いてなかったけど、、、
*ある時期・・・修行が足りず至上の愛で宇宙の果てまで意識が飛んだ時、苦痛で片面聴く体力と精神力がなくなった時
音楽性が合う合わないということもあると思うが、コルトレーンにせよマッコイにせよ何か暑苦しいというか、気軽に聴けない、聴き流せない、聴く前にはちゃんと身を清めるというような準備をしないといけない的なイメージがあって、なかなか(というか全く)手が伸びずいつの日かレコード棚から、、、Impulseは消えていた、、、消滅
特別に音質が良かったというイメージも当時は全くない。
で、見直すきっかけになったのがCount Basieの「Cansas City 7」。
所有盤は「A PRODUCTION OF AM-PAR RECORD CORP」だが刻印がRVGではなくVAN GELDARなので正真正銘のオリジナル盤かは不明だがこれが「オドロキ桃の木なんちゃらの木」、、、
とっても音が良かった、、、
いや、こりは凄いぞ、、
で、ネットでいろいろ調べたら
やつぱりImpulseは「音が良いのだ、これでいいのだ」
ということが分かってきて
ぢゃぁ、他のも聴いてみよう
ということで、何枚か聴いてみたんですけど、コルトレーンも3枚ほど聴いてみたんですけど
コルトレーンの「Ballads」はAM-PARぢゃないんでたぶん最初期プレスぢゃないですけど
それでも
いやぁ、なんか全部良いですね
外れが有りません。
とくに、、、オリバー・ネルソンの邦題「ブルースの真実」はオリジナル盤(ホンモノ)を聴いてしまうと、日本盤なんてもはやゴ〇同然
「ブルースの真実」(邦題)と言いながら、ホントの真実はオリジナル盤(ホンモノ)でしか聴けない、ということが分かってしまいました。
ということで真実が知りたい人はオリジナル盤(ホンモノ)を買いましょう。
残念ながら5.000円とか1万円では売ってません(コレ真実)。
*実際には大した枚数は所有していないので全部良いのか知りません
久しぶりにジャズの廃盤レコードを買いました
久しぶりにジャズの廃盤を買った。
特に珍しくもないよく見る廃盤、珍しくもなんともないが内容は抜群だ(と思う)。
「Sonny Side Up」は「the sunny side of the street」がもお最高の出来である、正直ロリンズとStittの区別がつかんとこもあったりするけどがれすぴーの声も良いし、嫌いなハイノートもそこそこだし、なんかテナー・バトルっぽい曲もあるし、、、理屈抜きに楽しめる良いレコードだ。音も良い。
Sonny Crissは大昔、まだ地下?に売り場があった新宿ユニオンで、ビクター盤(100%日本盤)を破格の5.000円で買った思い出深い1枚(その日本盤はとっくに売っちゃったんで持ってないけど当時はかなり珍しかった、解説が村上春樹だったと思うがそれだけで2.800円の価値はあったと思う)、今でも覚えているが日本盤のくせにうやうやしくもレジ裏に保管されていた。現在所有のオリジナル盤(100%オリジナル盤)はその100%日本盤より安かった、今では信じられないがまぁそういう時代もあったのだ。
ところで廃盤ではないがblue noteを中心に復刻されているプレミアム復刻盤に関して、、、
復刻についてのお断り
【レコード盤】本盤は米国プレスの輸入盤です。そのため、若干の反りや輸送にともなう盤面のスレが生じる場合がございます。
と前もってうたってあるので文句は言えないが、、、
先日聴けていなかった盤をまとめて聴いてみたが、一部に反りが認められた。
同じプレス工場でプレスされているというPrestigeも同様に反りが認められたものがあった(普通に聴けるけど)。
理由はよくわからないが、プレス自体に問題があったりしないのだろうか?もしくは材質?
ただ反っていない盤もあるので輸送中か保管中に反ってしまったのか?管理人の自宅で保管中に反ったということは考えにくいので、お店の保管中に反ってしまったのか、、、
いずれにしても反りがあったとしてもその殆どは少し反っているだけで普通に聴けるので今後も買い続けると思うが、ネットで検索してもこの手の情報が出てこないのでホントのところはどうなんだろうかと、、、どなたか情報があれば教えてください。
↓the sunny side of the street
またまた酷いの掴まされた、しかも返品不可で泣き寝入り
最近オークションで酷いのをつかまされることが多い。
先日も探していたArt Pepper/Surf Rideのセカンドを漸く落札出来て喜んでいたのも束の間、、、
「カゼひきなし、新品状態に近い、素晴らしく綺麗、盤はピカピカ」の表記で評価も悪くなかったので信用していたのに、、、
B面最初に15回じゃりじゃりノイズ、しかもかなり大きめのじゃりじゃりノイズ、100人いたら100人が気になるじゃりじゃりノイズが500%はっきりと出たので返品交渉したら、、、、
「〇〇さんも、1週間経って言われても困る、盤質はそんなことはなかったと言っている、カートリッジは何を使っているのか?針圧、インサイドフォースキャンセラー等でロードが変わるのでご了承お願いします」(おおまかにはこんな内容、詫びの一言も無し、こんばんはのあいさつも無し)
↑この言い方はあまりにも腹立たしい。
あのぉ、これって私のオーディオにケチをつけてるんですか?
それにね、大人なんだからいきなり本文ではなく挨拶くらいしましょうね
そもそも文章から推測すると代理出品のような気がする(説明には代理云々の表記は1.000%なし)。あなた、、、絶対に聴いてないでしょう。落札して振り込む前に、種別も言わず一方的に郵ぱっく着払いで送られてきた時に怪しいと思ったのだが、やはり怪しかった(入金が少し遅れると最初から言ってあったのにすぐに送られてきた、今思うと送り元の住所も違っていたんだろうか)。最初から評価もしないでくれとあったし、、、現物も見てないんぢゃ無いだろうか、、、良心のかけらもない、、、
〇〇オクは自己責任なので相手が駄目と言ったらたとえ相手に2.000%非があっても、明らかな詐欺でない限りどこに何を言っても落札者の泣き寝入りしかないと思うし、悪い評価をつけたら悪いを返されると思うので諦めるしかない、、、
殆どの場合、こういったケースでは返品に応じてくれると思うが(実際に今までは送料、手数料の負担はあったがすべて返品は受けてくれた)、今回は駄目でした。
「本当に信用できる出品者以外絶対に買ってはいけない」と、いつもこういうのにあたると思うのだが、欲しいのがあるとついつい大丈夫だろうと、思ってしまうのが駄目なんでしょうね。
あまりに腹立たしいので即処分。
↓こうなったらオリジナルを買ってしまおうかと思っている
*ちなみにノイズの原因はプレスミスで、じゃりじゃりのところで一部凸凹があってカートリッジが上下に弾む為と判明しました。
100% Pure LPを少し聴いてみた
PR: 「マイナビ転職」特集・日本のリーディングカンパニー
Jazz Perspectiveの最新号はオランダ特集
Dan PennのNobody's FoolはCDよりもアナログで聴いたほうが良かった
ジャズ以外はきりがないので基本的に再発のCDで聴いているが、特に気に入ったもので再発の音質に満足できない、再発の音質があまりにも酷い場合、たまにオリジナル盤かもしくは初期盤を買うことがある。
Dan Penn/Nobody's Fool(Bell)
この手のアルバムの中でも有名な1枚で、聴いたことがなくてもジャケットくらいは見たことがある人も多いと思う。いかにも泥くさそうな雰囲気だが、アルバムを通して意外にもPOPな感じで、その独特な声も好き嫌いはあるかもしれないが管理人には凄くしっくりきている。
Big Pinkの再発は「こんなのまで出すんだ」といった驚きはあったが、ジャケットのつくりや音質に関しては今思うと1枚として満足いくものがなかったので全部処分してしまった。あまりにもマニアックなものなんかは実際にはほとんど聴かないし、、、このあたりはロックだろうがジャズだろうがどんなジャンルでも同じではないかと、、、
結局のところ普段よく聴くのは世間的にも名盤とか好盤と言われているものがほとんどで、レアなだけで内容が伴わない(と思われる)ものに大枚叩くくらいなら、名盤を1枚買ったほうがよっぽど幸せである(どうしても珍しいものを持っておると嬉しくなってしまうのでなかなか気づかないけど)。
↓全曲良い
Dusko GojkovicのRTB盤10inchを聴く
Dusko GojkovicのRTB盤10inchを聴く。
10年前には25万円でも売れていたと言われているこの10inch、今でもレアには違いないしそんなに簡単に入手は出来ないがいくらなんでも25万円はどうなんだろう、、、と思ってしまうが当時はそれくらいモノが無かったし、今のように再発盤で気軽に聴ける環境も無かった(管理人も実際に10万円以上で売れるのを何回か見た)。
今振り返ると、当時は(10年くらい前)は欧州盤の中でも兎に角Tubby Hayes関連とゴイコヴィッチ関連の人気は凄く、出たら何でも即売れ状態が何年かは続いていたように思う。
管理人もその空気に踊らされて右の12inchを今では考えられないくらいの大枚を叩いて入手したが、当時はそれでも全く後悔はしていなかった(今は激しく後悔している、買い値と売値の差があり過ぎて売る気になれない、最も内容も好きなので売る気もないけど)。
内容に関しては聴いたことがある人が多いと思うのでここでは触れないが、音質に関して少しだけ、、、
この10inch、優秀録音が多数存在する欧州系のレコードの中でも特に高音質ということで一部では知られていたと思うが確かに音質は良いと思う、ただし主役のダスコのトランペットよりもサックス陣のざっくりした音色のほうがストレートに良いなぁと感じられ、単純にサックスの音色だけだとヨギジャズのちょっと空間を漂っているようなイメージだろうか、、、そのようにハッとする瞬間もあるにはあるが全体的には強烈にのけ反るほど音が良いかというとそこまででもないという感じ(あくまで管理人のシステムでは)。
*なお両面とも最後の曲の後半でダスコのトランペットのみ少し歪む(音が割れ気味)がこれはもとからなのか?はたしてカートリッジのせいなのか?お持ちの方がおられたら教えて頂けるとありがたい。
12inchのほうは西川の普通の羽毛布団を1枚かぶせたような感じで元が良いだけにそれ程悪くはない、まぁ普通に良いので12inch持ってれば余程のファン以外は10inchは不要だと思う。
もう1枚のグレイの横顔の12inchはビビりがあるということで安けりゃ欲しいがこればかりは流石に5ケタでは無理なので上記12inchで我慢。
Barney WilenのRCA盤
その筋では兎に角凄いと言われているBarney WilenのRCA盤。
Blue Note、Prestige、Riversideなどなど、亜米利加盤で高音質(で、しかも名盤)と言われているレコードはいくらでもあると思うので、あれやこれや思い浮かぶのは人によって違うと思うが、欧州系で高音質(で、しかも名盤)と言われてまず思い浮かぶのはBarney WilenのRCA盤、Franco TonaniのJuke Box盤フォノラマ(聴いたことないけど)あたりだと思うが如何だろうか?
BarneyのRCA盤はアナログでも何回か再発しているし、CDでも再発しているので聴いたことがある人は多いと思うが、こと音質に関しては全くの別物(値段も別物)。
CDと再発日本盤のアナログを聴いていた時は、どちらかというとCDのほうがメリハリがあって「これはこれで音質も良いな、これならそこまでオリジナルと違わないだろうなぁ?」と勝手に思っていたが、、、次元が違います。
続けて聴くとCDは西川の高級羽毛布団を3枚かぶせたような感じに聴こえる。
*決してCDの価値がないというわけではなく単体で聴くとそこまで悪くは無い、でも続けて聴くと誰が聴いてもその違いは明らかで、もし「大して違わない」という人がいたら、、、それはシステムの差か、、、耳の差か、、、何の差か、、、ワカリマセン。
録音の具合や音の焦点の当て方次第で、とてもリアルに響くレコードはそれなりにあると思うが、これに関しては楽器ごとのバランスも良いし、何処か1ヵ所がデフォルメされているわけではなく自然な感じで音が良いのでよく言われるように「目の前で演奏している」のではないかと、油断するとそういう錯覚に陥ってしまう可能性がちょとだけある(大げさではなくホント、管理人のオデオ初心者システムでも感じられるのでそれなりのシステムだともっと凄いでしょう)。
Barneyのサックス、ドーハムのトランペットが生で見たことないけどナイアガラの滝のように怒涛の迫力があって尚且つ圧倒的な艶めかしさで迫って来るので10人中7人くらいはのけ反ること必至だが、それよりも何よりもDuke Jordanのピアノの音がスーパー凄い。特に最後の「Lady Bird」なんか凄すぎてもう絶句、10人中8人はのけ反るね。
嘘だと思う人は是非とも入手して聴いてください、3ヵ月間(か4ヶ月間か5ヶ月間かそれくらい)いろんなことを我慢すれば庶民でもなんとかなります(最近某shopで同時に2枚出ましたが流石に高い方は売れてません)。
でも、値段が違う分だけ音も違うのか、そこまでホントに価値があるのかといわれるとそこまでない気もしているがそんなこと言い出したら廃盤なんて買えないので、ここはそれくらいの違いがあると言い切る。
*blue note、prestige、riverside集めてる人って、このレベルのが何枚もあるので大変だろうなぁ、、、と思ったがそういう人たちはまぁ大抵お金持ってるんで、実のところ我々庶民ほどは大変でもない、と思う。
中古レコードセールに行ってきた
この手のセールに行くのは昨年の9月以来なので10か月ぶり。
当日はユニオンの新宿に欲しいレコードが何枚も出品になっていたので、値段だけでも確認したかったが(あわよくばこっそり注文を目論んでいた)、他の用事もあったのでしかたなく値段が出る前に外出。
セールの初日に行くのは何年ぶりか覚えてない、、、というくらい久しぶり。
開始30分くらい前に到着した時にはまだ4~5人くらいしか並んでいなかったが、開始直前には50人以上は並んでいたと思う(管理人はユニオンのセールに並んだ時の高揚感のようなものは全く無く、暑くて気力もなかったので到着しても並ばずに近くの椅子に座って開始を待っていた)。
ジャズ関係はいつものように国内盤が多く予想通りかすりもせず、、、ロックも国内盤中心のお店が多かったので途中から見る気力がほとんどゼロになってしまい、UKロックのコーナーにKINKSがないか確認した程度、、、(勿論目当てのものなどこんなところにあるはずもない)。
↑こんなのもいくつかはあったが相場程度であればここで買う必要なし、左のは198だったら買ってたけどそんなに安く出るはずもない。
最近はジャズの国内盤は大抵の場合比較的買い易い値段設定なので、特にD店なんかは結構売れてしまったのかえさ箱もスカスカになっていたが、管理人はジャズの昔の国内盤(日本人は別ですけど)は買わないと決めているので、ジャズでさえ途中で全部見るのも面倒臭くなってしまった。国内盤を買っていたころは特にD店なんかは珍しいものでもそれ程値段も高くなかったので、それこそ争うように見ていたが、、、
桜花賞を1点で当ててすぐに換金しに行って、その足でセール最終日の終了間際に行ってGrant GreenのBlue Noteの未発表作品を5枚くらいまとめ買いした時の情熱は、、、もう無い。その時買ったGrant Greenのレコードも、もうないけど。
で、買ったのはコレ、最後に見た店で残ってました。
確かTBMの何周年記念かなんかで何タイトルか分からないが限定で発売された高音質盤。
コレ、たったの2.980円。
安すぎ。
同じシリーズが他にもないかと、ちょとやる気を出して探したが流石にありませんでした。
*ちなみにユニオン新宿ですが欲しかったレコードはいつものように全部売り切れてました、、、来週オープンの横浜の出品内容が何やら物凄いことになっているが、どうせ目ぼしいのは直ぐに売れてしまうんだろう。
PR: Jeep(R) Real Fairいよいよ今週末開催
ユニオン横浜関内ジャズ館のオープンセールに10枚くらい欲しいのが出ている
ユニオン横浜関内ジャズ館のオープンセールに10枚くらい欲しいレコードが出ている。
↓本文とは関係ありません
新宿、お茶の水、渋谷、吉祥寺などなど、、、「毎週毎週よくもまぁこれだけの廃盤を集められるな」というくらい毎週毎週、質の高いセールが開催されているが、地方在住の田舎モンには無縁の世界。
今年も半年以上過ぎたが、ユニオンで買ったジャズの廃盤は1枚だけである、注文したのは20枚以上はあるので確保率5%以下。購入できた1枚もバーゲンで値段が下がったの(要は元の値段では売れなかった売れ残り)を入手しただけなので通常セール分では1枚も買えていない。
お店に直接行っている人、Web上で値段や売れ行きをチェックしている人なら分かると思うが兎に角めぼしいものは直ぐに売れてしまう。運良く残っている、、、ということは今年に入ってからは無い。いくら景気が上向きとはいえ毎週毎週、何万円もするレコードが飛ぶように売れているということが少し信じられないが、、、
もう何年もセールに行っていないのでどういう顔ぶれの人たちが買っているのか分からないが、管理人がまだ東京在住時に行っていた時はいつでもどこの店でも殆ど同じような顔ぶれだったように思う(セールの内容で当然顔ぶれは変わるが)。
新しいファンもある程度はいるとは思うが推測するに、こういう廃盤を買っている人、しかもユニオンのセールに並んでまで買う人、というのはせいぜい50人とか100人、多くても200人くらい?かその程度で、毎週毎週買っているのはその中でも所謂コレクターと呼ばれている数人~十数人ではないか、、、
↓本文とは関係ありません
その極々狭い市場の中でぐるぐるぐるぐる同じものが回っているだけではないか、、、と思っているが実際はどうなんでしょうか?
ちょっと考えたら1万円を超えるような廃盤なんて普通のサラリーマン(ここで言う普通とは平均的なという意味)なら月に1~2枚買えれば良い方だと思うので、毎週毎週買える人がいるとしたらそれは、間違いなく極一部の富裕層の人たちである。もしくは「買うために=売る」を繰り返している人たちである(管理人はこっちのタイプだったがもう売るものがないので買えない)。
最近の「目ぼしいものは高くてもすぐ売れる」というのはユニオンに限った事ではなく、いくつかの廃盤店でも状況は同じ。5万だろうが10万円だろうがホントにすぐに売れてしまっている。躊躇したら入手は不可能、時間との勝負なのだが、普通のサラリーマンである管理人はどうしても躊躇してしまうので、結局買えない、、、
*昨日も別々の2店に長年探しているレコードが出たので躊躇せずに即注文したが、、、2枚とも即売り切れでした。
と、この記事を書きながらユニオン横浜館内の値段が出ないなぁとずっと待っているが出ない、出てもどうせ欲しいのは残ってないから出ても出なくても一緒だけど、、、
PR: Jeep(R) Real Fairいよいよ今週末開催
横浜のオープンセールでは欲しかったレコードは全部売り切れていた
今日聴いたレコード。
Nat King Coleは内容は勿論だが音も良いので気に入っているが、ちょっとぱちぱち出るところがあるのがマイナス、これはヤフオクで落札したがこのセラーは一部試聴出来るのは良いが表記はかなり甘め、前に購入したRoy Eldridgeはノイズが酷くて聴けたものではなかった(状態はそれほど悪い表記ではなかった)、探していたレコードだけに残念だが出来れば綺麗なのが欲しいのですぐに処分してしまった、全体的に試聴も良いところしか聴かせてないようだし表記より盤質良くないのが多いでもう買わない、、、
Blossom Dearieもちょっとノイズ出るが安かったので我慢。Verve系は見た目が綺麗でもぱちぱちノイズが出るものが多い気がする、ClefやNorgranはそうでもないのだが、材質の差なのだろうか?
これもヤフオクで綺麗ということで随分前に購入したが、所有者は恐らく聴かずに目視だけで判断しているんでしょうね、実際に業者でない限りE-Bayなどから転売する場合は全部は聴けないでしょうし、、、
こうして改めていろいろ聴いていると随分、無駄な買い物をしているなぁ、と思ってしまうが試聴できないのである程度外れがあるのは仕方がない、外れを掴まずに良いものだけを買えていたら、と思うと残念ではあるが、、、
こうして買うお店やセラーがだんだん減っていく。
*ちなみに横浜のオープンセールでは買えそうな範囲で欲しかったのは全部売り切れていた
Riversideの白ラベルは高くてなかなか買えない
Riversideの白ラベルは12-201から12-243まで全部で40枚くらいあると思うがどれも非常に入手困難。
オリジナルの定義というか判別方法が、jazz perspectiveの座談会で語られていたが、ド素人程度の知識しか持ち合わせていない管理人はそれを全面的に信用していて、今では購入の判断材料にしている(この座談会、とても面白いがそろそろネタ切れしそう)。
Bill Evansの「New Jazz Conceptions」に関しては「白ラベル/DG/FLAT/418wアドレス」で完オリとなるが、これが素晴らしく良い音がする、特にモチアンのシンバルのシャーン、シャシャーンがとても生々しく響いて凄い、こういうのは再発では絶対に出ない類の音だと聴いた瞬間に分かる、、、勢いだけでなく繊細さも兼ね備えていてかなりというかびっくりするくらい音は良い(日本盤では勢いだけで繊細さが欠けていたように思う、あんまり覚えてないけど)。
これとKenny Drewの224はジャズファンであれば一度は完全オリジナルで聴かないといけない(事もないけど)、もしくは聴いてみたいに違いないが224のほうは更に難しいので、もうこれは運とタイミング次第だろう(ジャケットは多少落ちても良いので盤質良いのが5ケタ後半もしくは6ケタそこそこで出ると良いのだが今だとちょっと無理かも?)。
↓analogue productionsの45回転box。
ジャケットに関しては普通にダメだが、流石にanalogue productions、音質はかなり良い線いっていてピアノの音色だけならオリジナル盤より良い(好みの音)かもしれない。ただ管理人のシステムではシンバルの響きが明らかにオリジナル盤より余韻がなく貧相、総合点ではやはりオリジナル盤に軍配を挙げざるを得ない。
あと実はOJCの再発が良いらしいので探しているのだが、、、出てきません、みなさん知ってるんでしょうか。
夏場は暑くて真空管は聴けない
暑いので出番がなくなったサブシステムのSimply Italy、たまに灯を入れるがちょっと時間が経っただけで周りはかなり暑くなってしまうのですぐに電源を落としてしまう。
ということで、最近はメインシステムでアナログを聴くことが増えている。真空管を使われてる皆さん、夏場はどうされてるんでしょうか?
で、今日聴いたレコード。
Dexter Gordon/Daddy Plays The Horn(Bethlehem)
Dexter GordonはやはりBlue Noteの諸作品がテナーの豪快さを満喫するには良いと思うが、Blue Note以前の演奏にも良いものはある。あるといっても今現在手元にあるのはこれ1枚だけなのだが、、、
ジャケットの良さもあって、昔から気に入っているアルバムだが、何回聴いても全く飽きることがない。演奏自体は勿論素晴らしいが、曲も良いし音質やジャケットの雰囲気も含めて全部好きである。
Dexter GordonはDialの10inchと例の赤いのがどうしても欲しいがなかなか入手できない、赤い方はオリジナルでなくても良いのだが探しているのがなかなか出てこない、2回見たので気長に探せばいつかは何とかなりそうな気もしているが、、、
Vito Price/Swingin' The Loop(Argo)
先入観(*)からかずっとワンホーンのB面が良いと思っていたが、いやいやA面こそこのアルバムの神髄ではないかと思っている。ワンホーンのほうは少し抑え目に吹いているような感じだが、ビッグバンドのほうはもうこれでもかというくらい豪快、目ぼしい吹き込みが他にないと思うので(無いですよね?)この人のホントのスタイル云々は分からないがこのアルバムに関しては、突き抜けるような伸びのあるトーンが気持ち良いA面のほうが絶対にお勧めだ。
(*)大昔、ある書籍でワンホーンのほうが断然良いという記事を読んでそう思い込んでいた
カラヤン70が漸く到着
Art Tatum-Ben Webster Quartetを買い直しました
Art Tatum-Ben Webster Quartet(Verve)再入手。
以前入手した盤は見た目はかなり綺麗だったが、両面とも後半の曲でビビりが出てしまって聴く気にならなかったので綺麗なのを探していた。
http://tempo29.blog.so-net.ne.jp/2012-02-02-1
1年半探してかなり綺麗なのを入手、盤面ぴかぴか、ビビりも全くなし、ジャケットも擦れはあるが前のよりは綺麗(このレコードに関しては全く擦れがない*のを見たことがない)。
溝は前回より少し太めで大きさもやや小さ目なので、明らかに違うプレスマシンでプレスされていると思われる。音質の違いは今となっては分からないが、今回入手した盤は僅かにノイズはあるがとてもクリアで素晴らしく良い音がしている。
*今回のJazz Tokyoの廃盤セールに綺麗なのが出ているが、それでも少し擦れている
Verveは他のレコードでも溝に関しては太いタイプ、中くらい、細いタイプの3種類存在しているものがあるようだがどれが最初なのだろうか?また音質の差はあるのだろうか?
所謂3大レーベルに関しては、どれが最初なのかある程度識別する方法はわかっていると思うが、Verveに関してこういうことが語られたことってあるのだろうか?
Clef、Norgran、Mercuryも含めて是非例の座談会で取り上げてくれると嬉しいが、、、
(追記)恐らく太溝、細溝に関しては、初期のアルバムが細溝で年代が新しくなるにつれ太溝になっていくので細い方が先ではないかと思うが正しいかどうかは分かりません、ただ大して年代は違わないと思います、音質の違いは聴き比べてないので不明
セカンドシステムのスピーカーの位置を少しだけ変更してみた
セカンドシステムのスピーカーの位置を少しだけ変更。
今までより少し奥に移動したが、以前よりかなり聴きやすくなった印象。
移動後に気に入っているロック系のCDを聴いたが音の定位というか収まりが明らかに良くなった。掲載したCD以外にもいろいろと聴いてみたが、聴きやすくなった反面、録音自体が悪いCDのアラというか雑な感じが手に取るようにわかるようになって、聴くに堪えないものが結構な枚数あることが判明した(掲載したのは良い方)。
一概には言えないがメジャーメーカーの2007~2008年以降のリマスター盤に関しては、比較的耳馴染みも良く違和感なく聴けるが、一部のインディーズメーカーの*2005年以前のリマスター盤に関しては、高音がきつ過ぎたり特定の楽器に焦点が当てられすぎていて肝心のボーカルの音像がぼやけていたりして、聴いているとちょっと気持ち悪くなるようなものもあって厳しいものが、、、
今まではきりがないのでロック系に関しては紙ジャケットCDで良しとしていたが、特に気に入っているアルバムに関しては、今後も何回も聴くと思うのでオリジナル盤を探すことにした、、、もうお金がかかって仕方がない。
*あくまで管理人のシステムで聴いた場合なので良い音で聴けるシステムもあると思います
メインシステムのスピーカーは下取りに出したためただ今撤去中。