Kenny DorhamのBlue Note1524を聴く。
Lexington、DG、耳、RVG、フラット、額縁のいわゆる完オリ。再発とはやはり存在感が違う。このアルバムに関しては音圧に圧倒されるような迫力がある音質というより、全体のバランスが良く楽器の音色がナチュラルで耳触りがとても良いといった印象。こういうのを聴いてしまうと(所有してしまうと)、他のもやっぱりオリジナル盤が欲しくなる、危ないのでなるべく近寄らないようにしないといけない。
今回再発したプレミアム復刻盤。オリジナルと比べてみるとジャケットはかなりオリジナルに近い印象、色合いもかなり近いので遠目から見れば違いがわからないかもしれない、しいて言えば口元の明瞭さが若干ない程度。音質はまるで違うと言った感じではなく(管理人の馬鹿耳で聴いた限りですけど)やや高音にシフトしていて楽器の音色がこれもやや細い印象はあるがコレはコレで良いと思う。オルトフォンなどの重量級のカートリッジで聴けばもっと違いがあるのかもしれないけど、、、
細かく見るとマイナス点はあるが全体的にかなり良くできていると思う。オリジナル盤を100点とすると90~95点くらいか。
Music Mattersの45回転盤2枚組。ジャケットはオリジナルよりも明瞭で生々しい、それが良いかは別の問題だけど。音質も悪くは無いが上記2枚に比べてややソフトな印象で低音もやや明瞭感に欠ける気がする(管理人のシステムの問題かもしれないけど)、Stereoだし音の傾向が違うのでコレは好みの問題か。
結論:所有する満足度も含めやはりオリジナル盤が一番。でも財布にやさしいのは(そんなにやさしくないけど)プレミアム復刻盤。あまり聴き比べをしているサイトやblogがないのでオリジナル盤を沢山所有している人に登場していただいて、他のタイトルも聴き比べをして頂きたい。
↓超名演
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Kenny DorhamのBlue Note1524を聴く
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