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Tommy Flanaganを聴く

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トミフラを聴く。
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Tommy Flanaganのリーダー作と言えばパブロフの犬の如く『Overseas』と答えてしまうジャズファンがどれくらいいるのか知らないが、その『Overseas』、人気盤だけに過去いろんな形で再発がなされてきたが『もうこれでオリジナルに行かなくて良いな』というくらい満足出来るものは無かったように思う。
オリジナルのMetronome盤3枚は当然のように入手困難、CCCジャケットのPrestige盤はMetronome盤に輪をかけて入手困難、となると少しでも良い音で(あろうと思われる盤で)聴こうとすると、、、
辿り着いたのがPrestigeの後期プレス盤であった、RVG入りで結構音が良いらしいと聞いたことがあったのでかなり期待していたが、、、
コレ所謂疑似Stereoというやつなんでしょうか?でも、ま、ま、悪くはないですね、えるヴぃんなんか結構臨場感あって迫力もアリマス、ただちょっとだけベースがもこもこしている気が、、、
まぁ後期プレス盤(実は2種類あるらしいが詳しくは知らない)はオリジナル盤EPの50分の1、Prestige盤の100分の1のお値段で入手出来るとなると、これはこれで良いではないかと納得してしまいますね(過去に出た日本のどの再発よりも満足度は高いデス)。
ところでこのジャケット、何かの記事でも見た記憶があるがマシュマロから出ていたJ.J.johnsonのボヘミア・ライブ盤のメンバーですよね、どうしてこの『はい、チーズ!』的な写真がPrestigeの再発盤に使用されたのか、、、しかも真ん中はBobby Jasperだし、謎である。

こちらも有名なNew Jazzがオリジナルの『The Cats』、
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の、英吉利Esquire盤。
Esquire盤のジャケットは当たり外れが大きいが、これなんかは大当たりの1枚だろう、中古市場でも結構人気はあると思う。レコード盤はかなり分厚く重量もあり(200g以上はありそう)音質もRVG刻印ありで相当良い。こういうのを聴いてしまうと、どうせ聴くならやはりRVG入りのレコードで聴きたくなってしまう。

こちらは日本盤2枚。
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blue noteの未発表作品はどういった経緯で録音がなされたのかよく分からないし、正規録音だとしてもblue noteとしては違和感を感じてしまう内容だ、『Overseas』の再来みたいな文句もあるが、どちらかというとMoodsville系でそのMoodsville盤よりも温い演奏(あくまで個人的な感想ですが)。
打って変って70年代後半のもう1枚は録音も良く生き生きとした素晴らしい内容、プロデュースをヘレン・メリルが行っていて1曲唄っている、その昔『隠れ名盤』と言われていたことがあるのか定かではないが、今となってはもう隠れていないピアノトリオの名盤だと思う(あくまで個人的な感想)。

↓コレはえるヴぃんの素早いドラミングを聴く曲だと思う


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