Brad MehldauのArt Of The Trio全5作品がBOXで再発した。
昨年の12月中旬に再発したようだが年明けまで全く知らず、1月2日にネットをうろうろしていて発見、即注文した。既に5枚中4枚は持っているのに何で買ったかというと、、、未発表のライブが1枚ついているから(ホントに未発表かは知らないけど)。
このBOX、紙ジャケット仕様で当時リリースされた5枚+未発表のライブ1枚の6枚組(5が2枚組なので枚数は7枚)でなんとアマゾンだと3.000円ちょっとで買える、これは安い。紙ジャケットは輸入盤によくあるタイプのダブルジャケット仕様だがピンクフロイドに比べても出来はかなり良いし(ピンクフロイドを10点とするとコレは70点くらいはあげられる、100点満点で)、未発表があるとなるともう買うしかない。
肝心の未発表ライブの出来は正直可もなく不可もないと思うが(悪くは無い、でも飛びぬけて素晴らしいということもない気がした)、メルドー好きなら持っておきたい作品だろう。
今回全部聴き直してみたが、やはりこのトリオで一番良いのは(好きなのは)Vol.3だが、他の4枚も聴きどころ満載だ。
で、昨年もピアノを中心にCDの再発が300枚限定とかで沢山出たと思うが、、、
好みでなかったモノが多かった中、貴重な当たりの1枚であったBrian Charette Trioの『Live At Deanna's』。
これはもともとCDRで出ていたようだが今回、ちゃんとしたCDで再発、妙なオリジナルばかりではなくスタンダード中心で緊張感は無いけど末永く聴ける作品だ、こういうのがあるから分かってても買ってしまう(このあたりはもう好みの問題なので自分で聴かないと分からない、なので買って聴いてみるしかない)。
他の再発ではPaolo Radoni trioの『A Day or Two』なんかも好み(当たり)の1枚だったが、再発前には絶賛されていたアレなんかはもうアレで聴くに堪えず即ユニ〇ンにアレしたりした(過去同じ過ちを何度もしているが、繰り返しになるがこればっかりは聴いてみないと分からないので)。
CDはさておき、先日探していたOscar Petersonの『We Get Requests』のMonoオリジナル盤(溝あり)を入手した(ちょっとチリパチあり)。このレコード、内容はよく知られていると思うが実際にオリジナル盤で聴いたことがある人って、実は少なかったりするんではないだろうか?オーディオチェック用にも使われているらしいので(という話を色んなところで聞くので)、強烈に音質が良いと思っていたのだが、、、
確かにピーターソンのピアノの音はころころ転がりながらも、チープな感じは無くかといって重厚でもなく程よい具合で耳触りが良いが、レイ・ブラウンのベース、特にソロで早弾きをしているフレーズがもこもこしていてほぐれないというか、ちょっと聴き辛い(ベースラインを弾いているときの音はイケてます)、コレはオーディオのせいなのか(多分オーディオのせいなのだが)それとももともとこのレコードの音質なのか、、、それともコレがレイ・ブラウンなのか、、、こうなるとStereoのオリジナル盤も俄然聴きたくなってしまうが、、、
ちなみにこのレコード、溝ありのMonoオリジナル盤は中古でも人気で綺麗なのがこの間ヤフオクで4万円以上で落札されていた(4万はどうかと思うが大体1.5万~2万円くらいはすると思う)。
↓永遠の名盤か?
↧
ぴあのとりおを聴く
↧