中古レコードを買っていると、たまにシュリンクされたものに出くわすことがある(偽物シュリンクではなくホンモノのシュリンク)。
なんとなくシュリンクが付いたままのほうが価値があるのではないかと思い、そのまま保存しているケースが多いと思うが、、、
このフレッド・アステアのレコードも購入時、4枚ともシュリンク付だった。もともとシュリンク自体にカビがはえていたようで、4枚ともシュリンクを介してジャケットにもシミが付着しているように見える。そして気のせいかもしれないが、年々シミが大きくなっているような気がして、、、
思い切ってシュリンクをはがしてみた、、、
案の定、ジャケット表面にカビのようなものが付着していてシミになっていた、丁寧にふき取ってみたが、長年(1950年頃の発売なので60年以上も経過している)たまったものがそんなに綺麗に取り除けるはずもなく、シミは残ってしまったが、、、それでも結構きれいにはなった。
以前、Brigitte Bader という女性ボーカルのシュリンク付レコードを所有していたが、これなんかは数年聴いていなかったため、シュリンクしていたナイロンが収縮してしまっていて、その影響で盤自体がかなり湾曲してしまった事があった。少なくともシュリンクを残すという行為自体、レコードにとってあまり良いことはなさそうである。
*アステアのレコードはいちばんシミがついていない赤は何となく惜しくなってシュリンク残した、、、
ロックに関しては恐らくシュリンク付のほうが間違いなく価値はあると思うので別の話。
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シュリンクされたレコードのシュリンクを剥がしてみた
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