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プレッシングバブル

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以前はその存在さえ怪しいといわれていた、Jazz Kvintet60のDomino盤。
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数年前にどこからわいて出たのか不思議なくらい、続々と出てきたがここ1~2年は鳴りを潜めているように思うが如何だろうか?以前はこのDomino盤が、その希少性もあってなのか分からないがオリジナルではないかと考えられることもあったが、今ではTopPopがオリジナルでこのDomino盤は再発、と考えられている(そのはず)。

久しぶりに聴いてみたが、、、
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もともとオレンジ色のほうにプレスミスがありぼこぼこ表面が浮いた状態だったのだが、更にぼこぼこが酷くなったような気がした。
この夏の異常な暑さのせいでこんな状態になったのだろうか?
他に理由は考えられないのでたぶんそうなのだろう。こんな状態で「ちゃんと聴けるのだろうか?」と思ってしまうが、不思議と全く問題なくトレースして聴けてしまう。曲間の静かなところでは流石に少しノイズは出るが、演奏が始まってしまうと殆どノイズ感はない。

それにしても取り出すと「あ」と言いたくなるような酷い盤面だ、やはり材質が良くないのと日本の風土に合わないのだろう。この時期の欧州、特に北欧のレコードにはここまでではないが、所謂プレッシング・バブルと呼ばれる気泡のようなプレスミスが見受けられるレコードがいくつかある。
管理人が知る限りでもMetronomeのJazz Quintet、同じくコメダのバレー・エチュード、Hans Kollerのハルモナ盤などなど、、、そういえばTopPopのEPも過去見たものはかなりの確率でプレスミスが見られた。
いずれも寒い地方でプレスされたものばかり、、、
Sonus faberのスピーカーなんかも日本の風土が合わずニスの白濁が起こったりすることもあるようだが、空調を完全に利かせ続けられない普通の庶民には、今後もこういった悲劇が起こってしまう、、、可能性はゼロではない。


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