日本盤とオリジナル盤の聴き比べをした時、その音質差に一番驚くのはImpulseのレコードかもしれない(実際には一番ぢゃないかもしれないけど結構驚くはず)。
日本盤を中心に聴いていた時はレーベルでいうと特にImpulseは苦手だった(Savoyも苦手だったがそれは別の意味で苦手だったので今でも苦手)、というのも聴いていたのがコルトレーン関係ばかりだったから、、、ということもあるが、、、実際にはある時期を境に全く聴いてなかったけど、、、
*ある時期・・・修行が足りず至上の愛で宇宙の果てまで意識が飛んだ時、苦痛で片面聴く体力と精神力がなくなった時
音楽性が合う合わないということもあると思うが、コルトレーンにせよマッコイにせよ何か暑苦しいというか、気軽に聴けない、聴き流せない、聴く前にはちゃんと身を清めるというような準備をしないといけない的なイメージがあって、なかなか(というか全く)手が伸びずいつの日かレコード棚から、、、Impulseは消えていた、、、消滅
特別に音質が良かったというイメージも当時は全くない。
で、見直すきっかけになったのがCount Basieの「Cansas City 7」。
所有盤は「A PRODUCTION OF AM-PAR RECORD CORP」だが刻印がRVGではなくVAN GELDARなので正真正銘のオリジナル盤かは不明だがこれが「オドロキ桃の木なんちゃらの木」、、、
とっても音が良かった、、、
いや、こりは凄いぞ、、
で、ネットでいろいろ調べたら
やつぱりImpulseは「音が良いのだ、これでいいのだ」
ということが分かってきて
ぢゃぁ、他のも聴いてみよう
ということで、何枚か聴いてみたんですけど、コルトレーンも3枚ほど聴いてみたんですけど
コルトレーンの「Ballads」はAM-PARぢゃないんでたぶん最初期プレスぢゃないですけど
それでも
いやぁ、なんか全部良いですね
外れが有りません。
とくに、、、オリバー・ネルソンの邦題「ブルースの真実」はオリジナル盤(ホンモノ)を聴いてしまうと、日本盤なんてもはやゴ〇同然
「ブルースの真実」(邦題)と言いながら、ホントの真実はオリジナル盤(ホンモノ)でしか聴けない、ということが分かってしまいました。
ということで真実が知りたい人はオリジナル盤(ホンモノ)を買いましょう。
残念ながら5.000円とか1万円では売ってません(コレ真実)。
*実際には大した枚数は所有していないので全部良いのか知りません
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Impulseのレコード
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