Dave Baileyの『Bash』を聴く。
所謂3大レーベル以外で、なんとしてもオリジナル盤で聴きたい、オリジナル盤で持っていたいといったレコードがいくつかあるが(いくつかと言うかいくつもいくつもいくつもあるが)、コレなんかそういう中でもかなり上位に位置していたアルバム、それほどレアではないが人気があるので入手は結構難しい。
検索するとBlogなどでもよく取り上げられているが総じて高評価、流石に好きな方が多いようだ、メンバーはDave bailey、トミフラ、ドーハム、フラー等、まぁこの面子で悪いわけがないが、このアルバムをより魅力的なモノにしているのが、もう皆さんご存知、Frank Haynesその人です。いやいやこのいたない感じ、何度聴いても沁みますね。
Dave Baileyのリーダー作は全部良いが、このアルバムは管入だけでなくトリオの演奏も含め曲も演奏も全部良い、音質はクリア感はあまりないが、ヘインズ&ド―ハムの音も太いし、フラーはぼそぼそしているけど全体的に中音域はがつんとくるし、ベン・タッカーのベースはぶるんぶるんしてるし、この時代の空気感が伝わってきて心地良い。
最近になって高音質CDも出ているようだがこういうざっくりした感覚をよりストレートに感じたければ、やっぱりアナログで聴くほうがしっくりくる、と思っている。
*同じメンバーで『Bash』と同一セッションのアルバムが英Fontanaから『Modern Mainstream』として出ている、聴いてみたいがジャケットが酷いので探す気になれない、、、
Dave Baileyの主要なリーダー作は全部で5枚だと思うが残すはReaching Out(jazztime)とGettin' Into Somethin'(Epic)の2枚となった。Gettin' Into Somethin'は何とかなると思うが問題はReaching Outの方、恐らくBashよりも難しいと思うのでかなり我慢強く探さないといけないだろう。
同じくDuke PearsonのHushも何とかしてみたいがReaching Outに負けず劣らず難しそう。
↓Grand Streetも当然良いが他の曲も全曲良い
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Dave BaileyのBashを聴く
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